本日の読売新聞でたまたま目にした記事です。

歌手のASKAさんと恩師のとても感動的な内容だったので、そのままご紹介します。

以下、引用

福岡第一高校3年の時、ギターを始めていた僕は、髪を肩まで伸ばしていました。それが生活指導の教諭の目に留まり、「明日までに切らないと丸刈りだ」と命じられた。その話を聞いた担任の辻哲夫先生に、放課後、呼び止められ、「俺の生徒だから俺が切れと言うまで切る必要はない」。この先生には何でも話そうと思いましたね。生活指導教諭にも話してくれたようで、翌日何も言われませんでした。

それ以外にも知らないところで僕らのバリケードになってくれていました。男子数人がその筋の人とトラブルになった時、1人で乗り込んで話をつけたことも卒業直前に明かしてくれました。40歳前でヒゲのない野口英世似のひょろっとした化学の先生がですよ。恰好いいでしょう。

プロになると最初に宣言した相手も先生です。歌のコンテストに応募はしたものの、6時限目と重なる。うそをついて早退するより、ちゃんと話してみようと思いました。「プロになるのか」と聞かれて、「公欠にしてやるから頑張ってこい」と送り出してくれた。卒業後、「あの時お前が『プロになります』と言い切らなかったら、公欠はなかったぞ」と聞かされました。

先生は持病があって「俺はもう長くないから生きている間にいい思いをさせろ」と授業中もよく言っていました。大学4年でデビューした時も、うまくいって喜ばせたいという思いが強かったですね。上京後も電話したりコンサートに招いたりしました。先生が亡くなって20年近くですが、今も先生の電話番号は携帯から消してないんですよ。とても恩を感じています。
(聞き手・森藤千恵)

ここまで

例え連絡することがなくても、大切なひとの連絡先は残しておきたいものですね。

ちなみに、私は久しぶりに大切な友人へメールを送ったら、あて先不明で戻ってきたことがあります(>_<)

感動的なお話しと新しいアドレスを教えてもらえなかった切なさにひたりながら、複雑な秋の一日を過ごしております。

家電量販店大手のヤマダ電機(群馬県高崎市)が、消費者満足度ランキングに関する雑誌記事コピーの配布によって営業を妨害されたとして、「ケーズデンキ」を展開するケーズホールディングス(水戸市)を相手取り、5500万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こしたことがわかった。

ケーズ側は21日の第1回口頭弁論で争う姿勢を示した。

問題となったのは、2010年7月に「日経ビジネス」に掲載された特集記事。アフターサービスの満足度に関するアンケート調査で、ケーズデンキが1位だったのに対し、ヤマダ電機は14社中の最下位とされた。

ヤマダ電機は訴状で、ケーズ側が同年8月から1年間、店舗を訪れた客にこの記事のコピーを配布したと主張。「ヤマダ電機のサービスが著しく劣っていると誤認させるもので違法だ」などとしている。

ケーズホールディングスは「記事コピーの配布は問題ないと考えており、全面的に争う」としている。

以下は上記のニュースに関する個人的な感想です。

法律の専門家ではないので、あくまで任侠的な視点から。

まず、ケーズホールディングスのいうように記事のコピー配布は問題ないでしょう。

ヤマダ電機としても、それくらいの認識はあるでしょうし、5500万円の損害賠償など、どうでもいいのかもしれません。

ただ、ケーズホールディングスのやり口を世に知らしめるために、騒いでいるのだと思います。

自社の1位をアピールしたいだけなら何の問題もありませんが、もし、ヤマダ電機のサービスが著しく劣っているということも含めて配布したのであれば、ケーズホールディングスのやり方は美しくありません。

例え法律がどうであろうと。

これで、ひとときの売り上げは良くなるかもしれませんが、長期的な戦略を考えると、自分の首をしめているようなものです。

また、確かに、その時期のヤマダ電機の消費者満足度は低かったのかもしれませんが、現在は改善しているため、時期を見計らって騒いでいるのかもしれません。

そうすることで、消費者は逆に、満足度に差がないのに、ケーズはひどいことをすると思うはずです。

つまり、日本人の好きな判官贔屓(ほうがんびいき)を演出して消費者を取り戻す作戦です。

判官贔屓とは弱いものの見方をすることなので、実は敗訴した方がより効果的なのです。

結局、今回の件は金額も微妙ですし、結果がどうであれ、ここへきて騒ぎだしているヤマダ電機の戦略が一枚上手だと考えます。

また、目先の利益も大切ですが、美しいかそうでないかということが、もっと重要な判断基準なのだと改めて実感しました。

最後にもうひとつ言いたいことは、他社との競争をしているヒマがあったら、もっと、お客様のためを想った接客を身に着ける努力をするべきではないか、ということです。

ちなみに、消費者満足度ランキングNo.1の家電量販店は、個人的にはヨドバシカメラがずば抜けていると思います。

ぜひ、業界全体が切磋琢磨し、消費者満足度を高めて欲しいです。

本日のごきげんようで、うつみ宮土理さんが、話していた内容がすごかったので、ご紹介します。

ある種の感動がありました。

まず、ある八百屋で一生懸命働いていた男性の姿が、とても美しくみえたそうです。

確かに、どんな人にも愛を持って観ていると、その一生懸命な姿が美しく観えることがあります。

きっと、うつみ宮土理さんも同じなのでしょう。

そこからが、おせっかいで有名なうつみ宮土理さんのすごいところです。

彼女は、その男性に声をかけて、何気に勤務時間や住所や家賃を聞き出しました。

そして、妄想したのです。

彼が、朝4時に起きて、1時間半をかけて通勤し、6時から18時まで休みなく一生懸命働いて、また1時間半をかけて帰宅する姿を。

彼女は思いました。

往復の通勤にかかる3時間がもったいない。

そこで、勝手に通勤時間15分くらいの場所で、アパートを探すことにしたのです。

それもキンキンこと夫である愛川欽也さんに頼んで。

この時点で、キンキンが頼りになる器の大きい男であることも、何気にアピールしております。

そして、キンキンの知り合いの不動産屋から、いくつかの物件を紹介してもらい、自ら確認へ行きます。

何度か紹介してもらい、とうとう今の家賃と同等で、よい物件を探し当てたのです。

家賃はすでにリサーチ済みですからね。

ここでやっと本人に知らせに行きます。

当然、本人はビックリするわけですが、通勤15分は魅力だったようです。

最後のオチは・・・

彼女の見つけた物件が気に入ったようで、来週、引っ越すそうです。

見習うべきポイントは3つあります。

まず、一般人が普通に働く姿を美しいと感じる感性

次に、スーパーおせっかいをする勇気

最後に、行動力

普通は、いかに相手にメリットがあることでも、そこまでのおせっかいはできません。

ただ、しっかり相手の立場に立っていないと、おせっかいがただの迷惑になる可能性もあると思うで、注意しなければいけませんね。

そんな、うつみ宮土理さんですが、11月30日(金)に代官山ASOにてランチ&ディナーショーをやるそうです。

別に彼女のまわしものでもなんでもないのですが、良い話しを聞いたのでそのお礼も兼ねつつ、その生き方に美しさを感じた私のちょっとしたおせっかいです(^_-)

もしかしたら、八百屋の彼にも会えるかもしれません。

GSAとはジェネティック・セクシュアル・アトラクション(Genetic sexual attraction)の略称で、幼少期に何らかの原因で一緒に暮らさなかった近親者が再会した時、恋に落ちる心理現象のことです。

11月14日に放送された「ザ!世界仰天ニュース」でGSAについてのエピソードが紹介されておりました。

私は、それを観て、以前目にしたソウルメイトについて書かれた記事を真っ先に思い浮かべました。

以下、私なりにまとめたソウルメイトについての記事です。

〇ソウルメイトに対しては非常に強い想いは生じるものの、すぐにセックスに結び付くような感情を抱くことはありません。ソウルメイトとのセックスは、必ず強い精神的な結びつきの延長上に存在しています。

〇相手と自分の間にエネルギーが舞っているような感覚を覚えたら、その人はソウルメイトだと言って良いです。写真を見ると一目瞭然なのですが、ソウルメイト同士が写っている写真は、お互いのエネルギーが相手に向かって弧を描いているような感じです。

〇ソウルメイト同士は顔の雰囲気が似ていることが多いです。顔の中でも最も似ているのは目の大きさと形です。顔が似ているから、二人が並ぶととてもお似合いのカップルとなります。

〇ソウルメイト同士は手の形が似ていることが多いです。特に、爪の形がそっくりです。

〇もし何かに迷うことがあったとき、正解に導いてくれるのはソウルメイトです。ソウルメイトは魂レベルでコミュニケーションするので、相手の本心を見抜くのが非常に得意なのです。

〇関わることによって、本来の自分に帰って行くような感覚が得られる相手はソウルメイトです。何故なら、ソウルメイトは、自分の本当の部分を引き出してくれるからです。

〇既に自分にソウルメイトがいるのに別のソウルメイトと出会ってしまったとしても、それは決して悲観すべきことではありません。自分のパートナーがソウルメイトなら、新しいソウルメイトに出会ったとしても気持ちの中に矛盾が生じることなく、その想いは共存できるはずです。矛盾が生じるどころか、むしろ別のソウルメイトに出会うことによって、本来のパートナーとの関係も一層良くなるはずです。

〇ソウルメイトに出会うと、精神世界への探求を始めます。

ソウルメイトは魂の伴侶と訳されます。

時代を越え国境を越えて人生を共に分かち合う宿命の人です。

前世からの絆で結ばれる関係であるという意味で、生まれ変わり、つまり輪廻転生を前提とした概念です。

ソウルメイトは、この世で同じ使命や達成すべき目的を共有する、同じソウル(魂)・グループの仲間たちであり、過去・現在・未来に関わり合い、良くも悪くも自分に影響を与えている人たちです。

ソウルメイトにも種類があって、役割や関係も微妙に異なります。中には、ほんの一瞬しか関わらない場合もあるようです。

あるソウルメイトは、自分を傷つけるかもしれないし、別のソウルメイトは、自分がくじけそうな時に支えてくれるかもしれません。

良くても悪くても、自分達がそれをきっかけに何かを学んだり、人生の方向を修正したりするために大事な出会いであって、ソウルメイトは、互いに「気づき」を与えあいながら、魂のレベルを高め合う存在です。

中には敵対する関係も必要なので、これも大きな視点から見ればソウルメイトといっていいかもしれません。なので、恋人やパートナー、友達だけがソウルメイトということではないようです。

ソウルメイトと言えども、必ずしも一生おつき合いをするわけではなく、必要な時に必要なタイミングで出会い、役割が終わると離れていく人がほとんどです。

人生を方向転換させたり、その魂を高め合うのがソウルメイトなので、出会った意義が終われば、付き合うソウルメイトは変わっていくといわれています。

以上が、ソウルメイトについての説明となります。

さて、GSAの他にも、同窓会などで再会した人と恋に落ちてしまうラブアゲイン症候群なども、このソウルメイトで説明がつくような気がするのは私だけでしょうか。

番組の中で、父と娘の爪の形がそっくりだというシーンもありました。

先日の番組では、GSAをいけないことのように表現していましたが、個人的には、誰かに心の底から恋をするということは、人生の中でそう何度もあるわけではなく、素敵なことだと思います。

ただ、GSAの場合、近親者ということが、肉体関係において問題なのでしょうけどね。

例えば、表面上はうまくいっていた娘の家庭にも、実は何か(セックスレスから発生する)問題があり、それを解決するきっかけが、GSAだったのかもしれませんし、娘の行動を通じてGSAという心理現象を世に広めるという意味があったのかもしれません。

基本的に娘のほうは、幼馴染と結婚しているようですし、ソウルメイトを引き寄せる能力に優れている方なのだと感じました。

番組の中で、父親は一緒にセラピーを受けてくれない悪者のようになっていましたが、それなりに人生経験も豊富でしょうし、ただ単に自分で解決できるということではないでしょうか。

いずれにしても、GSAの場合、ラブアゲイン症候群とは違って、もともと近親者なわけですから、出会った意義が終わったのだったら、できれば早く本来の関係に戻って欲しいですね。

あの番組の二人も含めて。

以前こちらに関連する記事を書きましたが、ソウルメイトは人生の航海をするときに、非常に重要な役割をするのだと、今回の番組を観て改めて思いました。
⇒ 天命とログポースと進むべき道

そして、そこには、恋愛というものが大きく関わるということも。

ある心理調査では、多くの人がもっとも幸せを感じる時は誰かと恋に落ちる時だという結果もでています。

それは、年齢には関係ないと思います。

なので、何歳になっても素敵な恋をしている加藤茶・堺正章・ラサール石井は、世間から何と言われようとも、間違いなく幸せを実感しているはずです。

また、それは決してお金で買うことはできません。

幸せな人生を謳歌している彼等をこっそり応援しつつ、終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。

まずは、私の尊敬する元上司(男性)が、タバコを止めた理由をご紹介しようと思います。

オフィスの向かい側の席に、苦手な女性がいたそうなのですが、その人が吐いたタバコの煙と自分のタバコの煙が空中で交わるのを見て気分が悪くなり止めたそうです。

よっぽど苦手だったのでしょうね(苦笑)

試しに、苦手な人(波動の合わない人)がいたら、あえて、空中で煙を合体させてみてください。

もしかしたら、止められるかもしれません(^_^;)

ちなみに、私の場合、起業の区切りとして止めました。

なんだか、ダラダラと吸ってしまいそうだったというのもありますし、何より起業するにあたり、強い意志を持たないといけないと考えたことが大きな要因でした。

そのせいで、ピーク時には約10キロ太りましたけどね(>_<)

私の父は、以前から孫に車がタバコ臭いと言われていたことと、私が止めたことをキッカケに止めました。

タモリさんは、吸いたくなったら、とにかく15秒我慢するという方法で止めたそうです。

15秒我慢すると、タバコを吸いたいという欲求が収まるそうです。

結局は、タバコを止めると自分で決めることが一番重要だと思います。

最近は、医者でも治療できるようなので、相談するのも一法ではないでしょうか。

人それぞれ、自分に合った禁煙法というのがあると思いますが、禁煙希望の方にとって何か参考になることがあれば幸いです。

ただ、禁煙すると、たいていの方は太ってしまうので、そちらの対策もお忘れなきように。

ログポース(記録指針)とはアニメ、ワンピースの中で、グランドラインを航海するために必要な特殊コンパスのことである。

ワンピースという物語をただの子どものマンガだと考えている方も多いようだが、実は生きていく上で重要なメッセージがとてもたくさん含まれていると考える。

子どもから大人まで、ファン層が厚いのは、そのためだろう。

ログポースのシステムなどは、まさに人が天命を受けて、人生を航海するようなものではないだろうか。ログポースが物語に登場した時に、ものすごい衝撃を受けたことを覚えている。

万が一のことを考え、知らない人のために簡単に説明すると、グランドラインを航海するためには、いくつかの決まったルートがあり、次に向かうべき島を指し示すのがログポースということになる。

到着した島では、次に目指すべき島を指し示すためのログがたまるまで、ある程度の時間が必要なのだが、この間に様々な問題が発生し、それを解決することによって登場人物たちは成長していく。

人生も似たようなものではないだろうか。

例えば、投資家になって金儲けをしたい人がいたとする。そして、いきなり、一攫千金を目指して、たいした知識もなく、よくわからない株に投資したとしよう。この場合、たいていは失敗するだろう。

ルフィがいきなりワンピースを目指して、ログポースにも従わず航海したなら、あっというまに沈んでしまうのと同じことだ。

目的地へ到達するには、必ず通らなくてはいけないポイントというものがある。それを指し示すのが天命であり、ログポースなのである。そこで努力し、乗り越えた時、また次へ向かう場所が指示される。

これを繰り返しているうちに、本来の目的地に近づいていくのではないだろうか。

先ほどの投資家で言うなら、まずは株や為替など、世の中を仕組みを理解し、一生懸命働いて、または一生懸命知恵を絞って、投資のための圧倒的な余剰資金を確保しなくてはいけない。それがやっと投資家のスタートラインというものである。それから、より良き世の中にするために、頑張って欲しい企業やビジネスなどに投資するわけである。また、人によっては不動産への投資もあるだろう。

どういう目的地があって、どういう道を通るのかは人それぞれだと思う。

だが、みんながログポースを持っていて、それぞれに進むべき道が天命として、(宇宙の)どこかから届いているはずなのだ。

作者(尾田栄一郎)にどのような真意があるのかはわからないが、少なくともログポースが登場した時、私は以上のようなメッセージを感じた。

現在、アニメでは、魚人島からグランドラインの後半部分である新世界へ突入する。

新世界では今までのログポースは使えなくなり、針が三つついている新しいタイプを利用する。

行く先は三つの中から選べるということだ。その中で、針の動きが激しいほど行く先の危険度も増すことになる。当然、ルフィは自ら一番危険な場所へ行くことを望んでいる。

確かに、どうせ同じ目的地を目指すなら、危険な島を通ってきた人のほうが、より貴重な経験をして、自らの能力もアップしているので、結局は有利になるのではないかと思ったりする。

だが、わかってはいても、あえて危険を冒して困難な道を進むのは、なかなか難しい。

人生も似たようなもので、ある程度のところまでは、針が一つのログポースでも進めるが、その先は新しいログポースが必要になる気がしている。

というのも、私自身がそんな時期にきているのを感じるのだ。今までは天命のようなものを感じ、それを頼りに進んでいた部分もあったのだが、ある時期(到達地)から「これだ」というほど強いものを感じなくなってしまった。

これは、その到達地の先の目標がぼやけてしまったからかもしれなし、針が三つの新しいログポースになり、進むべき道もいくつか与えられているので、わかりずらくなったのかもしれない。そうであるなら、次の目的地をさらに明確にイメージし、先に進むのであれば、その道は天命+自分の選択で決めなくてはいけないのではないかと考え始めている。

ルフィのように、一番針が激しく動いている場所へ行くと決めてしまえば、それはそれで悩みの種がひとつ減ると思うのだが、現実世界ではそう単純でもない。

いずれにしても、せっかく生まれてきたのだから、良き世の中にするために、困難な道を楽しめるような人間を目指したいものである。

ちなみに、「無駄はない」ということを常に意識すると、天命を感じやすくなる。幸も不幸も含め、なぜ自分にこのようなことが起こったのかと自問自答していくと、天が導く進むべき道が見えてくるのだ。また、別の言い方をすると、偶然は必然だということを意識していると、天命を感じることがある。少なくとも、ある時期までの私はそうであった。

ただ、多くの人が言うように、そもそもワンピースは絶大な人気を誇るただの子どものマンガなのかもしれない。また、天命など、ただの夢物語なのかもれない。私自身そう思うこともある。次に進むべき道がぼやけてしまったときなどは、特にそうだ。

だが、大事なことは、やはりストーリーにあるのだと信じたい。

多くのワンピースファンの中で、この記事に共感してくれる人が一人でもいたなら幸いである。そんな人の役に立つことを願いつつ、また機会があれば、ワンピースのストーリーに込められた、重要なメッセージを紹介していきたいと思う。

最後に説教臭くなって恐縮だが、特に大きな組織の一員として働いている人の中には、進むべき道は自分で決めるものでなく、組織が決めるものだと考えている方もいるかもしれない。

果たしてそうなのだろうか。日本の組織は上に行けば行くほどバカになると昔から言われているのも事実である。

そもそも、他力本願な人はこんな記事など興味もなく、ここに辿りつくこともないと思うが、万が一辿りついてしまたったら、騙されたと思って一度ワンピースという物語に触れてみてはいかがだろうか。

海軍という大きな組織にも魅力的な人物は存在するし、もしも、得るものがなかったとしても、子どもたちとの共通の話題として会話が少し増えるかもしれない。

電圧や電流の波形や通電時間を設定して身体に電気を流すという健康器具があるのをご存じでしょうか。

これにより、血液がキレイになり、あらゆる病気の治療になったり、身体のトラブルを解消できるのだそうです。

この健康器具の販売方法が、テクニック満載のよくできたビジネスモデルだと感心したので、ご紹介したいと思います。

まず、その器具の販売は農協と提携して、敷地内にプレハブを建てて始まりました。農協と提携しているということもポイントで、信用度がアップしております。

次に無料で一日に二十分程度の治療を開始します。

治療といっても身体に電気を流すマットの上に腰掛けるだけなので、その時にいろいろとカウンセリングをするわけです。

ポイントは、無料といことです。これで、とりあえず、見込み客を増やすわけですね。

治療中に器具の説明がありますが、毎日やることが大切だという内容も含まれます。

無料なので、毎日くる人も増えていきます。

ベテランの販売員になると、持っている体験談も豊富なので、さまざまな病気が治ったという話しを毎日聞くことになるわけです。好転反応などの専門的なことも含まれます。

また、団塊世代にもなると、少なからず調子が悪いところもあるので、そこが少しでも良くなったら、その器具のおかげだと思うようになってきます。(実際にその器具の影響なんでしょうけど)

こうして、信者になっていくわけです。

ちなみに、私が間接的に聞いた話しでは、その健康器具は、なんでもよくなる万能薬になっておりました。

次のステップで、新規の患者が月に○人以上増えないと、次の地域へ移動することになるという第一の限定性を出してきます。

そうすると、すでに信者となっている人たちは、友人知人にも紹介したり、一緒に連れてくるようになるわけです。無料なので、誘いやすいですし、なにせ万能薬ですから自らすすんで友人知人に紹介したいわけです。

そこで治療中も和気あいあいと、いろいろな会話があり、徐々に治療しながら茶飲み友達と楽しむ時間が習慣になってきます。

こうして、この地域ではこの程度の見込み客が限界かなというところまで集まったら最終段階です。

「いよいよ、○月○日が最後です」となるわけです。ここでも限定性というのが大きなポイントです。

信者たちは、この器具がないと、せっかく治ったところが、また戻ってしまうのではないかと不安を感じるようなります。

中には、そういうところを渡り歩いている人もいるようですが、そういう人がたまに他のところでは、同じような器具が倍くらいしたという情報を提供したりするわけです。本人は単に自分の体験を話しているだけなのでしょうけどね。

ですが、そういったことも購買意欲を掻き立てる要因です。○十万円もする健康器具が逆に安く思えてきますから。

こうした流れを経て、最終日近辺になると、ぼこぼこぼこと制約されるわけです。

お金のある団塊世代にとっては、健康は何よりも大切ですからね。

そして、販売員の方は、また次の地域へ移動して同じことを繰り返します。ということで、常に単身赴任でないと成り立たないのは大変だと思いますけど・・・。

以上がクロージングなど一切しなくても成り立つ、団塊世代相手のビジネスマニュアルのご紹介でした。

あなたのビジネスに少しでも役に立つところがあれば幸いです。

興味があればこちらも参考になると思います。
⇒ セールストークテクニック

ですが、どんなにテクニックを駆使して売れたとしても、しっかりと世の中に貢献しているホンモノでなければ、長続きしないものです。そう考えると、この健康器具もずっと前からあるようなので、人々の健康に貢献しているホンモノなのでしょう。

器具を使っている方もそうでない方も、健康で美しく暮らせることを願って終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。

アカデミア

設楽慎吾が整体師になり、市原清介がオモパロスに加わってから月日は流れた。

整体師としての慎吾も徐々に人気を集め、今や施術を受けるのに数か月待ちだという。慎吾は「もみの木整体」で、自分の天職を心から楽しんでいるようである。

一方、清介はオモパロスという怪物を自由に使いこなし、自分の夢と坂本群馬からの要求を着々とカタチにしていた。

群馬の読み通り、清介は実のところ、なかなかの野心家であったのだ。

野心家というと響きが悪いかもしれないが、要するに優秀な事業家ということである。

群馬が考える理想の世界をまるで魔法の杖でもふるように、現実世界へ落とし込んでいった。

思い切って飛び込んだ若い怪物の中で、清介も天職を心から楽しんでいるようである。群馬と清介との間には、起業家と事業家という絶妙な関係が成り立っている。

またこの頃から実務のほとんどを清介に任せ、群馬はオモパロスアカデミアの開校準備を進めていた。

そんなある日、群馬は新入社員の前でこんな挨拶をした。

「みなさん、入社おめでとうございます。

今、ここにいる新入社員の方は、厳しい入社試験を乗り越えた優秀な人たちだと思います。

ですが、本当に大変なのはこれからです。

いきなり厳しいことを言うようですが、今の時代、会社から給料をもらい、与えられた仕事をするという考えでは生き残れません。

新卒を採用し、雇用するというのは、企業にとってはリスクの高いことなのです。

みなさんも就職活動で実感していると思いますが、新卒採用をやめてしまった企業も多かったのではないでしょうか。

実際に新卒の方が、会社に貢献できるのは、三年くらい経って、ようやく仕事にやり甲斐を見出せたくらいからだと思います。

要するに、三年間くらい、新卒の方たちは給料分の仕事もできないということです。

そんな人たちに給料を払うほど余裕のある会社が少なくなっているわけですね。

みなさんの中には、新卒の給料ってこれだけ?と不満な方もいるかもしれませんが、残念ながら今のあなたたちは、その少ない給料分の仕事もできないのが事実なのです。

ここにいる方たちは、当然、夢と希望を持って入社していると思います。

ですが、先ほど述べたように、約三年間、自分は給料泥棒なんだというくらいな気持ちで、どんな仕事を与えられても辛抱してください。

こんな時代ですが、あなたたちがやり甲斐を持って仕事ができるようになるまでの給料は私が保障しますから、どうぞ安心してください。

我々もそういったリスクを覚悟していることを理解していただき、お互い三年の辛抱です。

夢や希望のあるイノベーティブな仕事というのは、その先にあるもので、準備期間は三年でも少ないくらいです。

そして、そんな仕事ができるようになったら、会社にしっかりと恩返ししてくださいね。

そうすることで、我々は、また、新たな新入社員の教育もできますし、みなさん自身の給料にも当然繁栄されるわけです。

みなさんにとっては、まだ先の話しですが、私は現在、優秀な経営者や優秀な人材を育てるため、アカデミアの開校準備を進めています。

日本の大きな組織というのは、昔から、上へ行けば行くほど『バカ』になると言われています。

もちろん、自戒も込めております。

そこで、このままではいかんということで、組織自体を変えるために、まずは上に立つ人間を教育しなくてはいけないと考えているのです。

みなさんの中には、現場でやり甲斐を見つけて価値ある仕事を続ける方もいると思います。

また、もっと上を目指して、もっと世の中を良くしたいと考える人もでてくるかもしれません。

これは、世の中を支える人と変える人の違いだと言っていいでしょう。

どちらが偉いというわけではなく、自分にあった道を進めば良いのです。

そのための選択肢のひとつとして、アカデミアの準備をしています。

お互いに充実した良い時間を過ごし、いつの日かみなさんとアカデミアで再会できることを今から楽しみにしています。

それでは、良き世の中にするために、今日から共に頑張りましょう」

この後まもなく、オモパロスアカデミアは開校された。

群馬は、このアカデミアを開校することによって、オモパロスグループが末永く世の中のために貢献できる仕組みを創ろうとしていたのだ。

そのためには、まず良き後継者を育て、スムーズに事業継承する必要がある。どんなに優秀な人物でも、一代でできることに限りがあるのは当然のことだ。

ゆえに、そういう仕組み造りが重要であると共に、良き経営者の仕事のひとつだといえる。

群馬がただの起業家で終わらなかったのは、事業家である清介という良きパートナーを得たことが大きかった。

世の中には、パートナーやチームによって、1+1が無限の可能性を秘めることもあるのだ。

スーパーコンピュター京(けい)というと、蓮舫議員が「2位じゃだめなんでしょうか」と言っていたことが思い出されます。

これは、どちらかというとビジネス的な内容になってしまいますが、1番と2番では圧倒的に差があるのです。

例えば、日本一高い山は富士山ですが、2番目に高いのは?と聞かれたら、どれくらいの方が答えられるでしょうか。

恐らく、雑学大好きな方やクイズ大好きな方以外は、なかなか答えられないと思います。

同じように、日本一広い湖や世界一高い山など、1番は答えられても2番を答えられる人は、ずいぶん少ないのではないでしょうか。

そうなると、1番と2番の差は、2番と100番の差よりも大きいということが言えるようです。

ビジネスでも、まずは商品やサービスを世の中の人たちに認知してもらわないといけません。

なので、1番になるということは大事なことなのです。

また、無理やり1番を作ってしまうというのも、ビジネスでは一つのテクニックです。

例えば、「○○市で1番丁寧な清掃会社」とか「日本で1番空気がきれいな町」とか、どこからもクレームがこないように意識して、なおかつインパクトを出さないといけないところがむずかしいですけどね。もし、クレームがきたら、それくらい認知度が高くなったと思って修正すればいい、というくらいのインパクトが、まずは欲しいところです。

ということで、現在は抜かれてしまったようですが、一度は世界一になった京は、知名度も抜群なので、今後、実用的な仕事がたくさん舞い込むことでしょう。

余談ですが、ソフトバンクの孫正義さんは、買収当初、月間の純増数1位にこだわりました。

1度でも1位を取ることで、社員に勝つ喜びを味わってもらい、負け癖を直したかったのです。実際に、1度、純増数1位を獲得した後は、続けて取ることができました。負け癖から勝ち癖に変えることができた良き事例だと思います。

実は先日、競争より共生社会といった内容の記事を書いております。
⇒ 百匹目の猿現象と共生社会

この記事は、それとは矛盾したところがあります。

ですが、福山雅治さんのGAMEという曲を聴いて、競争についてもしっかりと考えをまとめる必要がると感じ、この記事にしております。

歌詞については割愛割愛させていただきます。

さて、スポーツの秋ですが、どうしてもスポーツの世界では順位がつきます。まさに、競争の世界です。きっと、1位を取る人は2位の人の何倍も必至に練習をしているのだと思います。そこに美しさや感動があるのは確かでしょう。

競争と共生とは一見矛盾しているような気もしますが、競争の先にも共生の世界があると思うのです。

それは、全力で戦った選手たちが、試合の後にお互いを称え合っていることからもわかります。

経験者でないとわからない自分たちの必死の努力を分かち合っているようようにも思えます。また、その血のにじむような努力の微差が順位という形になったことも、本人たちはお互いに理解しているのかもしれません。

ビジネスでも、競争はどうしても避けて通れません。

ですが、ライバル会社を完膚なきまでに叩きのめそうとするのか、お互いに切磋琢磨し、業界全体を盛り上げようとするのか、という違いが競争の後に共生できるかできないかの違いだと考えます。

この場合、当然、後者をおすすめしているということは、ご理解いただけると思います。

ちなみに、叩きのめされた会社の悲しみの波動は、いつか叩きのめした会社へ返ってくるということもあるようです。

また、GAMEの歌詞でも、勝ち負けよりも、自分はこれだけ必死に頑張ったというプライドが大事だと言っているように感じます。あくまでも、自分自身をより高みへ運べるかが重要なのです。

ともあれ、みんなが昨日の敵は今日の友という生き方をしていれば、いずれは、共生社会になるのではないでしょうか。

最後に参考までに

日本の高い山ベスト3
1位・・・富士山 3,776m (山梨県・静岡県)
2位・・・北岳 3,193m (山梨県)<南アルプス>
3位・・・奥穂高岳 3,190m (長野県・岐阜県) <北アルプス>

日本の広い湖ベスト3
1位・・・琵琶湖(滋賀県)
2位・・・霞ヶ浦(茨城県)
3位・・・サロマ湖(北海道)

世界の高い山ベスト3
1位・・・エベレスト 8,848m (ネパール・中国)
2位・・・K2 (ゴドウィンオースチン)8,611m (パキスタン・中国)
3位・・・カンチェンジュンガ 8,586m (ネパール・インド)

福山雅治「Beautiful life」歌詞の感想

歌詞については割愛させていただきます。

さて、Beautiful life は前回の生きてる生きてくより曲のパワーは少し弱いような気がします。

それでも、とても良い曲なのがすごいですけどね。

今回の曲のテーマは美しさです。

目に見える美しさもあれば、目には見えない美しさもあるでしょう。
例えば、心の美しさとか。

また、その感じ方も人それぞれです。

もしも、他の誰がなんと言おうと、自分自身は絶対的に美しいと感じるひとに出逢えたのなら、それだけでも素晴らしいことだと思います。

ましてや、そんなひとのそばにいることができたなら、どんなことでも受け入れることができるでしょう。

きっと、そんな絶対的な美しさというのは、そのひとの内面からにじみでるものが、そう魅せているのだと思います。そう考えると、素直な心の眼で観たときに、絶対的な美しさというものを感じることができるのかもしれませんね。

ただ、自分にとって、どんなに美しく愛しいひとでも、相手を100%理解してあげることは不可能でしょう。特に異性の場合は、根本的に創りが違うわけですから。ですが、ありのままのそのひとを100%受け入れることはできると思うのです。

そうやって、まずは美しいひとを受け入れる努力をしていくうちに、さまざまな負の感情が消えていき、そのうち自分の人生も美しく輝きはじめるのでしょう。

あなたは、絶対的に美しいと感じるひとともう出逢いましたか?

もし、まだだとしたら、自分自身が美しく、誠実に生きていれば、いつかきっと出逢えると思います。

昔から、類は友を呼ぶと言いますからね。

みなさんに美しいひととの素敵な出逢いが訪れて、みんなの人生が美しく輝くことを願っております。