とんねるず(みなさんのおかげでした)のギャラと今後の進退

6月末でフジテレビ会長の座を退き、代表権のない取締役相談役に就くことになった日枝久氏(79)だが、今後の動向が注目されている。

放送記者が話す。

「先日、決算説明会で久しぶりに公の場に出てきた日枝氏は、『これまでも執行上のことは社長に任せ、指示したことはない。今後も新会長、社長をバックアップするだけ』と話していました。

ただ、1988年の社長就任以来、30年近く“フジテレビのドン”だっただけに、今後も“院政”という形で影響力を持つのでは、という見方も根強くある」

フジのベテラン社員は次のように指摘する。

「亀山(千広)社長(60)が更迭されBSフジ社長になることで、ズタズタだったドラマは“亀山案件”がなくなり、自由なスタンスで作れるようになると思います。一方、本当に日枝さんの影響力がなくなるのかは分かりません。“リトマス試験紙”になるのは『とんねるずのみなさんのおかげでした』でしょう」

テレビ誌記者が解説する。

「『みなさんのおかげでした』は、マンネリ化に加え2人の人気も落ちて、視聴率はヒトケタが続き、5%程度のときも少なくない。2人合わせて1本700万円とも言われるギャラもネックでした。ここ数年はフジ内部からも『もう打ち切った方がいい』という声は聞こえていました」

それが、今も続いているのにはワケがある。

「日枝氏が編成局長時代に『夕やけニャンニャン』でとんねるずがブレーク。社長時代に『みなさんのおかげです』で高視聴率を叩き出し、フジ黄金期に大きく貢献した。以来、とんねるずの番組は“日枝物件”と呼ばれ、特に石橋貴明(55)とは食事やゴルフに行く仲です。亀山社長はタモリ(71)の『笑っていいとも!』は打ち切りにできても、とんねるずはついに切れなかった」(芸能デスク)

バトンは新社長に就任する宮内正喜氏(73)に渡された。

「宮内氏が最初に手掛けなければならないのが番組の見直しです。第1弾となる10月の番組改編で、低迷久しい『みなさんのおかげでした』の打ち切りが発表されれば、本当に日枝氏の院政はないことが分かります」(同前)

“リトマス試験紙”にはどちらの色が出るのか。

ここまでは、2017年5月28日付のニュース記事を引用した。

日枝さんといえば、ホリエモンこと堀江貴文氏が、フジテレビ買収の騒ぎを起こしたころが懐かしい。

ライブドア時代、フジテレビも球団も手に入れることができずに、粉飾決算で檻に入れられたホリエモン。

日枝さんも、当時、実際に球団を手に入れたソフトバンクの孫正義さんも楽天の三木谷さんも、彼より一枚も二枚もうわてであった。

その辺りのことは、話すと長くなるので割愛させていただく。

ところで、檻から戻ってからも、ちょこちょこメディアに登場しているホリエモンの最新本「多動力」が売れているらしい。

私自身は、読む気もないが、とりあえず、世間一般の情報として紹介だけはさせていただく。

彼も今のところ大したことは成せなかったが、ある意味、一時代の犠牲者だったと思う。

そう考えると、同世代の人物が、良いか悪いかは別として世の中を変えようと努力しているという点では、応援したいところである。

おそらく、個人差はあるだろうが、上記の本「多動力」が役に立つ世代があるだろうなと考えている。

さて、話しを戻すと「みなさんのおかげです」の時代。

若かりし頃の私自身も毎週楽しみに観ていたが、、、当時は当時、今は今。

まさに、実情は、引用した記事の通りだと感じたので、ここで紹介することにした。

とんねるずさん、今までありがとうございました。

確かに、あなた方が、この国に与えた影響は大きかった。

だが、この辺が限界ではないだろうか。

ギャラは落として欲しくないので、後輩に居場所を譲るのも一法である。

ちなみに、ギャラの内訳は、石橋400万、木梨300万くらいではないかと想像している。

石橋貴明は、事務所(アライバル)の代表取締役でもあるのだ。

余談だが、大リーグのイチロー選手にも同じことがいえる。

かつての、いちファンとして、キレイな引き際を期待したいところである。

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