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2008年6月11日アーカイブ

yamaha.jpg楽器メーカーの「ヤマハ」が開設した「音楽と健康スタジオ」教室がある。

熟年世代から80歳代までを中心にリズミカルな音楽に合わせ、ストレッチや軽いエアロビクスなどに汗を流す。

教室は「運動と音楽の両面から脳を刺激する」ことを目的に2005年から始まり、1回1時間で月に3回。「無理せず継続が大事」だそう。

予備的な実験で、教室の参加者は思考、計算、言語などをつかさどる脳の前頭葉(額に近い部分)の血行が高まることが確認された。

また、運動が筋肉や心肺機能を向上させるだけでなく、脳を元気にさせるという研究成果が次々に発表されている。

例えば、アメリカの研究チームは、ネズミに自由運動させると、神経細胞を元気にするタンパク質の一種「BDNF」が脳内で増加することを突き止めた。運動後の壮快感は、脳が元気になるサインでもあるようだ。

いずれにしても、脳が活性化すればボケ防止につながることはいうまでもない。

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