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2008年12月18日アーカイブ

同じ空気でも、暖めると湿度は下がります。エアコンが普及したため、オフィスでも自宅でも、のどは乾燥にさらされています。乾燥を防ぐために様々なグッズも活用したいところです。

「のどを潤わせることは風邪の予防に役立ち、風邪の症状を和らげるのにもよい」と製薬会社ののど関連商品の研究員が話しています。

のどの粘膜には繊毛があり、外気の汚れや細菌、ウイルスを外へ運び出します。粘膜が乾燥すると、繊毛は堅くなって動きが鈍り、病原菌に感染しやすくなるといわれています。

最も手軽な便利グッズは「のどあめ」です。唾液の分泌が増えて保湿に役立ち、唾液には抗体が含まれるので免疫力も向上します。医薬品のトローチなどは炎症を取る作用があるので、のどがイガイガするなどの症状がある時に使います。

こまめな水分補給も大切です。フルーツジュースやはちみつジュースなど、粘りけのある甘い飲み物は、のどに栄養を与え、水分を保ちやすいのです。

暖房した部屋には、加湿器があるとよいでしょう。ただし、雑菌が繁殖しないよう、タンクの洗浄などで清潔に保つようにしてください。

注意したいのは睡眠時です。唾液などの分泌が減り、うっかり口を開けて寝ていると、さらに水分を奪われます。

簡単な対策は、マスクをつけて寝ることです。吐く息の水分で、吸う空気の湿度が保たれるのです。製薬会社の実験では、外気の気温が約40%の時、マスクをつけて3分後には内側の湿度が80%に上がりました。

もちろん昼間にマスクをつけるのもおすすめです。保湿効果の高い使い捨ての「ぬれマスク」などもあり、とくに飛行機など乾燥の激しい空間で重宝します。

この季節は、肌だけでなく、のどの保湿ケアも重要です。

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