2009年6月アーカイブ
久しぶりの麦わら農業教室です。枝豆以外は、全て収穫できました。まだまだ成長しております。
特にトマトは思ったより大きくなり、雨よけが小さくなってしまいました。そこで、先日、サイズの大きいものに交換しました。
農場のあたりは、栄養がいいせいか、雑草が伸びるのも早いので、草むしりもしておきました。
先日、日本水処理研究所の社長から、銀イオン水で培養した納豆菌をいただいたので、そのうち試してみたいと思います。銀イオン水で殺菌したところに、納豆菌が住み着くため、土がいい状態になるそうです。さらに、その状態が長持ちするため、野菜も元気になるというわけです。水が土を変えて、農作物へ還元されていくという考え方ですね。とても高価なものなので、大事につかっていきたいと思います。
カーペットに付いたほこりを掃除機で吸い取ると、1平方メートルあたり数百匹のダニがいる―。元埼玉県衛生研究所室長で、害虫駆除業を営む高岡さんが、相談を受けた家庭で調査すると、このようなケースが珍しくないそうです。
健康に暮らすためのダニの目安は30匹以下です。取れた害虫のうち8~9割を占めるのがチリダニとう種類だそうです。人は刺しませんが、その体内やフンにはアレルギーの原因物質が含まれていて、吸い込むと、ぜんそくや鼻炎、皮膚炎などを発症します。
気温が25度前後で、湿度が60%以上になると増えやすくなるので、今の季節は元気百倍です。気密性の高い住宅が多くなった結果、屋内にいるダニも年々増加しています。餌は、人間のフケやアカ、食べかすなどです。チリダニを減らすには、部屋の湿度上昇を換気で押さえ、こまめな清掃が欠かせません。
「カーペットの裏面には表面の何倍ものダニがいたりする。座布団の裏面、ソファや棚の裏側も見落とさずに掃除機をかけて」と高岡さんも言っています。チリダニの増加に伴い、刺されると、かゆみが出るツメダニも増えます。ツメダニは主に畳に生息し、チリダニを食べて生きているためです。発生を抑えるには、畳を年に一度上げ、裏面や床の掃除をするのが望ましいでしょう。
布団の中にいるダニも見逃せません。晴れた日は毎日布団を干して乾燥させ、取り込んだ後は掃除機で吸い取ることをおすすめします。
ベッドマットの掃除も忘れずにおこないましょう。掃除機の先端につける布団専用のローラーも市販されているので、利用してみてもいいでしょう。しかし、掃除機で布団に潜むダニすべてを取りきるのは難しいです。アレルギーの原因物質は水に溶けやすいので、丸洗いできる布団セットを使用するのことをおすすめします。
体臭は年齢によって変化します。中高年になると気になるのが加齢臭です。
年を重ねると、皮脂腺から出る皮脂酸の一種、パルミトオレイン酸が増えるのと同時に、皮膚のシミなどを作る過酸化脂質も増えます。過酸化脂質によってパルミトオレイン酸が分解されると「ノネナール」という加齢臭になる物質ができるのです。
ノネナールを10年前につきとめたが資生堂研究所です。「40歳過ぎから加齢臭がするようになってくる。性別に関係なく加齢臭があるが、女性のほうが体や服を清潔に保つよう務めるため、男性のほうがにおいやすい」と同研究所香料顧問で加齢臭を研究した中村さんは話しています。
加齢臭対策には、体を清潔にすることはもちろんですが、ストレスや慢性の病気などで体に負担をかけないことが大切です。これは、負担がかかると過酸化脂質が増えるためです。
昨年、加齢臭とは異なる30歳代男性のにおいとして脂肪酸の一種「ペラルゴン酸」が特定されました。解明したライオンビューティーケア研究所によると、30歳代の男性は皮脂の分泌がピークをむかえるそうです。首や胸、背中から分泌された皮脂が酸化してペラルゴン酸になります。使い古した食用油のようなにおいだそうです。
同研究所の研究員は「30歳代はストレスも多く、そうした要因が合わさって皮脂が酸化しやすくなるのでは」と推測しています。
植物の種子の抽出液が酸化の抑制に効果があることが分かっていて、こうした成分が含まれるスプレーなども市販されています。ただ、スプレーは噴霧しすぎると肌をいためることもありますので、使用の際には気をつけてください。
また、においが気になり出したら、におい対策のせっけんなども併用することをおすすめします。
夏になると汗ばんで体臭が気になります。
成人は安静時に一日200~400ミリ・リットルの汗をかくといわれています。汗は、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という二つの汗腺から出てきます。エクリン汗腺は体温調節をする役割があって、体全体に分布しています。水分はほとんど無臭です。ただ、わきの下や首回りなどが汗でぬれたままにしておくと、皮膚の角層、いわゆるアカがふやけ、皮膚表面の雑菌の栄養源となってしまいます。これが、においの原因となるのです。
アポクリン汗腺は、わきの下など特定の部位に存在し、動物がにおいを出す芳香腺の名残といわれます。汗は無臭ですが、成分に脂質やたんぱくが含まれているため、空気に触れて酸化したり、雑菌に分解されたりすると体臭のもとになります。汗腺とは別に皮膚に潤いを与える皮脂腺もあります。汗と同様に皮脂腺から出る皮脂が雑菌に分解され、体臭の原因となります。
ということで、皮脂を清潔にして雑菌を抑制することが体臭防止の近道となるわけです。
まず、なるべく汗をかかないように風通しの良い服装にしましょう。クールビズにしたり、吸水性のある綿素材の服を選んだりすることをお勧めします。
また、洗顔のほか、汗をかきやすい首筋などをこまめにふいてください。ごしごしすると皮膚をいためてしまうので、、さっとふき取ります。乾いたタオルは、汗や汚れを残してしまうため、一度ぬらしてからしぼったタオルを使いましょう。
ちなみに、水分を控えると汗をかかないというのは誤解です。熱中症や脱水症状を起こしてしまいます。汗をかいた場合は、むしろ水分を補給してください。服装に気をつけたり、汗をこまめにふいたりといった基本に徹することが大切です。
42.195キロを走るフルマラソンの愛好者が増えています。今年3月の東京マラソン(定員3万人)には22万6000人が参加を申し込み、7倍を超える狭き門となりました。
中でも目立つのが中高年ランナーの増加です。雑誌「ランナーズ」が、2008年度の国内大会(52レース)と一部海外レースの結果をまとめた記録集によると、男性完走者の半数、女性完走者の4割が40代以上でした。
高齢ランナーの活躍も目立ちます。70歳の最高記録は男性3時間10分、女性3時間52分と、若者も真っ青の記録です。最高齢完走者は91歳でした。中高齢ランナーの中には元マラソン選手もおりますが、多くは特別な運動暦はなく、健康維持のために走り始めた人たちなのです。
福岡大学スポーツ科学部教授の田中宏暁さんは「心臓などに持病がある人や、太り過ぎの人は医師に相談することが欠かせないが、高血圧や高脂血症などは走ると改善していく」と話しています。
米国のスタンフォード大学が、ランニングクラブの50歳以上の会員284人を約20年追跡した調査では、この会員の死亡率は15%で、走る習慣がないグループの34%を大幅に下回りました。ランニングが、心疾患やがん、認知症を予防する研究もあるといいます。
マラソンは、「忍耐」や「根性」のスポーツと思われがちですが、田中さんは「マラソンは、楽に走らなければ完走できない。楽なペースで長く走る練習を続ければ、だれでも完走できるようになる」と言っています。
笑顔で会話ができるペースのランニングを1日30分~1時間続けるだけで、完走できる体力がつくそうです。「忍耐」や「根性」よりもまずは、楽しむことです。フルマラソンは、競争意識が強い人よりも、走ることをより楽しんだ人が完走できるのではないでしょうか。完走者の中に中高年の方が多いのも納得できます。
まずは、ウォーキングからでも始めてみてはいかかでしょう。
麦わら農業教室の初収穫はピーマン2個でした。
昨日ハサミでチョキンと収穫し、新鮮なうちにチンジャオロースにして食べました。それにしても、自分で育てた野菜は無条件でうまいものです!
ユーチュブから話題になった世界で踊る男「マット」ですが、日本のテレビ番組でも紹介されていました。また、先日、VISAのCMでマットが踊る映像がCG加工されて使用されているのを見かけました。
マットとは元ゲーム会社に勤務していて、現在無職の30代男性です。自分には何かか足りないといって始めたことが世界中で踊ることでした。旅費はガムの会社がスポンサーとして出してくれているようですが、本人は決して裕福というわけではないそうです。
ちなみに、今回の最新作では、最初一人で踊っているのですが、それがだんだん広がっていくという世界平和を意識するような構成になっています。なにより選曲がいいと思います。
前回のみそ汁から引き続き、発酵食品シリーズです。
そもそも発酵とは、微生物の働きで元の食材の成分が分解され、人間に有益な形に変化することです。発酵食品は元の食材に比べて栄養価が高く、消化吸収が良いのが特徴です。
その代表格である納豆は、大豆を納豆菌で発酵させています。大豆自体、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富で、コレステロール低下や動脈硬化予防、老化抑制といった効能で知られていますが、ビタミンKやビタミンB2は発酵によって、大豆の何十倍にも増えるのです。ビタミンKは、カルシウムが骨に結合するのを促すので、骨祖しょう症の予防が期待できます。ビタミンB2は代謝や成長に重要です。
納豆菌は、腸内で有害な菌の発生を防いでくれます。納豆菌が作り出す酵素のナットウキナーゼは、血栓を溶かす作用があり、脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果があります。血圧の正常化を促す酵素も見つかっています。
ただし、ナットウキナーゼは熱に弱い酵素です。効果を期待するなら加熱処理をしないで召し上がるのが良いでしょう。
また、日本人に不足しがちなカルシウムを効率的に取るにはヨーグルトが有効です。
牛乳を乳酸菌で発酵させたもので、たんぱく質やカルシムを豊富に含む牛乳の栄養成分を受け継いでいます。発酵で消化吸収が良くなっているので、高齢者や妊産婦、子どもには、特にお勧めです。
カルシムの一部は、溶けやすい乳酸カルシムになっていて、吸収率が高まっています。たんぱく質の一部も、分子の小さいアミノ酸やペプチドに分解されています。しかも半固形状のため、胃にとどまる時間が液体より長く、それだけ消化されやすくなります。
乳酸菌の効能のうち、整腸作用はよく知られています。腸内でビフィズス菌などの善玉菌の増殖を助け、悪玉菌が増えるのを抑えます。腸内環境が整えば便通がよくなるため、健康だけでなく美容にも役立ちます。
さらに、最近注目されているのは、がんやインフルエンザの予防・抑制効果です。明治乳業食機能科学研究所では、特定の乳酸菌が、がん細胞などを殺すNK細胞を活性化させて、免疫力を強めることを証明しています。
ブルガリアでは、ヨーグルトを料理の材料や調味料としても活用しています。ヨーグルトに同量の大根おろし、少々のおろしニンニクを合わせたソースやザルに乗せて水切りしたヨーグルトをクリームチーズ代わりにしたりと工夫次第で使い道は広がりそうです。
日本の伝統的な調味料といえば、みそ・しょうゆです。米や麦から作る麹(こうじ)に大豆と塩を合わせ、乳酸菌や酵母で発酵させたもので、多様な効能を秘めています。
みそには、大豆の持つコレステロール低下、老化抑制といった効果のほか、がん予防などに有効との報告も多いようです。
1980年代の疫学調査では、みそ汁を飲む頻度が高いほど、胃がんによる死亡率が低かったのです。また、厚生労働省研究班の調査でも、みそ汁を1日3杯飲む人は、1杯未満の人に比べて乳がんの発生率が40%減少していました。
塩分が気がかりな人も多いと思いますが、みそ業界の広報組織「みそ健康づくり委員会」の高梨修委員長は「みその塩分は、がんや高血圧を増やすことはないとの研究結果が報告されています」と説明しています。
それでも塩分が気になるようなら、具を工夫すると良いでしょう。ホウレン草やシュンギク、イモ類といったカリウムを多く含む食材をはじめ、食物繊維の多いワカメ、ゴボウ、コンニャクなどは、塩分の吸収を抑えてくれます。これらを合わせた具だくさんのみそ汁なら栄養面でも理想的です。みその香りは90℃のときが最高で、みそ汁は煮立てないこともポイントです。
みそは意外に乳製品やマヨネーズなどの洋風素材とも良く合います。シチューやカレーに少量加えればうまみとコクが増しますし、みそとマヨネーズを合わせて野菜や魚介類のあえ衣にしても良いでしょう。豆乳みそスープなどもお勧めです。
しょうゆにも、動脈硬化抑制やコレステロール低減、免疫力向上などを手助けする成分が含まれています。
もっとも、みそもしょうゆも、あくまで調味料で、大量の摂取には向きません。東京農大短期大学部の舘教授は「みそやしょうゆを使う伝統的な和食が、総合的に日本人の健康作りにあっているのではないか」と話しています。
おいしいみそ汁を作るコツ
- 良いみそを選ぶ。(色がさえて、ツヤ、香り、風味が良く、甘みと塩味のバランスが良いもの)
- 面倒臭がらず、だしをとる。
- 具は旬の食材を使う。
- みそは、具が煮えたら火を止めて溶き入れ、再度、火をつけ、グッと煮え立つ瞬間で火を止める。