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2009年8月26日アーカイブ

耳を清潔に保ち、ストレスも解消できるということで、耳掃除を毎日の習慣にしている人は多いようです。

気が付くと、最近、私もちょっとした仕事の合間に耳かきをするようになっていました。しらずしらずにストレス解消しているのかもしれません・・・。

友人のお土産で、よく耳かきをもらうのですが、ことごとく幼い娘に壊されます(苦笑)。そこで、先日、鴨川シーワールドへ行ったときに、シャチのついた耳かきを買ってきたばかりです。

耳かきといってもいろいろあります。内視鏡付きの製品もあれば、黒檀(こくたん)、鹿の角などの高級素材を使った逸品も存在します。

耳かきの専門店によると価格帯は300~5万円台と幅広いようです。売れ筋は500円くらいの薄い竹製のへら型耳かきで、「細くてしなるので痛くない」ものが特に売れているそうです。

ただし、耳かきのしすぎで耳を傷めつけてしまうこともあるため、耳鼻咽喉科医は警鐘を鳴らしています。

耳掃除に絡むトラブルを抱える患者が1日数人受診するというクリニックもあるそうです。耳かきのしすぎで内部が赤くはれたり、耳あかを奥深く突っ込んでしまい耳栓のように詰まって聞こえにくくなったり・・・。

耳掃除の最中に子どもがぶつかって、耳の中を傷つける例もあります。専門の医師は「もともと耳には、耳あかを外に押し出す自浄作用がる。耳掃除は多くても週1回で十分」と助言しています。

そういえば学生時代、アパートに耳かきもなく、ほとんど耳掃除をしていませんでした。そんなある日、突然、「耳に虫が入った」という感覚に襲われ、とっさに耳に指を入れてみると、かつて見たことないくらい大きな耳あかがとれました。それはそれで、気持ちよかったのを覚えています。あれが自浄作用だったのかと懐かしく思い出しました。逆に今はこまめにやりすぎなので気をつけたいと思います。

以前、何かの番組でタレントの髙木美保さんが「私は耳掃除をしない」と言っていました。定期的にゴゴゴゴーと耳の中から音がして、大きな耳あかが出てくるそうです。ちなみに、それは突然やってくるので、とくダネ!の生放送中にもあったそうです。大きな耳あかをかき出しながら生放送に出演してところを想像すると、さすが、自然とともに暮らす女性は大胆で素敵です。

話しを戻すと、やりすぎると耳に良くないのは耳かきだけではありません。例えば、風邪の時に鼻を頻繁に強くかむと、鼻と耳をつなぐ耳管が開き中耳炎になりやすくなってしまいます。耳のためにも、鼻は静かにかむように心掛けましょう。

耳は聴力だけではなく平衡感覚もつかさどる大切な器官です。悪化すると症状が改善しにく時もあります。トラブルを感じたら、専門家と相談するなど、日頃からいたわりましょう。

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