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2010年7月 5日アーカイブ

暑さが厳しくなるこれからの季節、自宅や勤務先での過度の冷房は体の不調を招きます。実は夏でも冷え対策が必要なのです。

体温調節は自律神経の働きによって、血管が拡張したり汗を放出したりして行われますが、強い冷房に慣れてしまうと、体温調節機能がうまく働かなくなります。冷え性が悪化し、手足の冷えだけでなく、肩こり、だるさ、むくみなどの原因にもなってしまいます。

家庭での冷房について、表参道福沢クリニック副院長の福沢泰子さんは「つい冷やし過ぎてしまいがち。外気温と室温の差が5度以内なら自律神経も対応しやすい。なるべく26度以上に設定を」と話しています。扇風機を併用し、人に直接当てずに空気の流れを作ると涼しく感じます。市販の冷却ジェルマット・冷却シート水にぬらすと冷えるスポーツタオルなどを利用するのもいいでしょう。

就寝時は、冷房をつけっぱなしにせず、部屋をある程度冷やしてから冷房を切るか30分~1時間のタイマーを設定しましょう。寝間着は、薄手でも長袖、長ズボンをおすすめします。おなかを冷やすと全身が冷えやすくなり、夏風邪にもつながるので、暑くても、おなかの部分は布団をかけるようにしましょう。暑さが我慢できない場合には、隣室だけに冷房をつけて、ドアを少し開けて冷気を入れると方法もあります。また、下記にて、食事や入浴などでの冷え対策をご紹介します。

日常生活での冷え対策

  • 規則正しい食事。冷たい物や生ものを避け、ホットミルクや煮出した麦茶など人肌程度の温かい飲み物、火が通った食べ物などをとる
  • シャワーでなく、ぬるめのお湯でゆっくり半身浴。湯冷めに注意
  • 自律神経の働きが乱れるのでストレスをためない

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