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2010年12月29日アーカイブ

マスカラやアイライン、アイシャドーなどで、目元を強調するメークが流行しています。しかし、東京の岡村皮フ科医院には、メークが原因で目の周りがかぶれてしまった女性達が多く訪れているそうです。

同医院院長の岡村理栄子さんは、「目元は顔の皮膚の中でも、薄くデリケートな部分。最近は皮膚のかぶれだけでなく、マスカラに含まれる繊維が目に入るなどのトラブルもある。あまり濃い化粧は考えものです」と注意を促しています。

目元にしっかり化粧をしていれば、まず目元の化粧だけを落とします。コットンにメーク落としをしみこませて、目にあてて少し置いてからふき取ります。何度もこすらないようにしてください。口元も意外にかぶれやすいので、口紅も目元と同様にして、ふき取ります。

メーク落としを販売する「ユニリーバ」によると、流行の付けまつ毛の利用者から、「のりが落ちにくい」といった声が聞かれるといいます。片手でまぶたを押さえ、付けまつ毛をそっと外し、メーク落としをしみこませたコットンで目元に残ったのりやアイメークを落とします。

目元や口元のポイントメークを落としたら、「ダブル洗顔」をします。ダブル洗顔は、顔の化粧をメーク落としで浮かしてから、さらに洗顔料で顔を洗うことです。「皮膚のかぶれ防止にはメークをしっかり落とすことが大切です。化粧をした日は、ダブル洗顔を基本としてください」と岡村さんは話しています。

ボイントメークの落とし方

コットンにメーク落としをしみこませる⇒目元や口元にそのコットンをしばらくのせておく⇒こすらないでメークをふき取る

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