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美健伝道師: 2008年11月アーカイブ

先日、放送された「ビューティーコロシアム」という美容の番組の中で、美容クリニックの医師が「美しさの大前提は健康」ということを言っていましたが、確かにそのとおりだと思います。健康美を目指して、今日は水虫のお話です。

冬に治った水虫が、夏になってまたかゆくなり再発ということがよくあります。そんなことから水虫は治りにくいというイメージがつきまといますが、専門の医師によると薬を正しく使えば短期間で完治するそうです。

治療薬には、市販の塗り薬と医師の処方が必要な飲み薬の2種類があります。症状が足裏だけの場合は塗り薬、ツメの内側にまで水虫菌が繁殖した「爪水虫」では飲み薬での治療が一般的ですが、独りよがりの薬の使い方が少なくないようです。

多いのは、汗によるかぶれなどを水虫と思いこみ、水虫の薬を使っているケースです。まずは皮膚科専門医を受診して、菌の検査をしてもらうことが必要です。専門医でも症状だけでは確定診断はできません。

次に水虫と診断されたら、薬はかゆいところだけでなく、足裏全体に塗ります。症状は皮膚が薄い指の間によく出ますが、菌は足裏全体に広がっています。1,2週間でかゆみは消えても、1ヶ月ほど塗り続けてください。というのも菌が残っていれば、高温多湿の夏に増えて、症状が再発してしまうからです。

注意しなくてはならないのは、家族に水虫患者がいる場合です。適切に治療しても、家の中では水虫菌が常に床などに落ちている状態なので再感染のリスクが高まります。掃除を徹底させるのも有効ですが、家族全員で治療するのが理想です。自分が治療して、身内に患者がいる時は、週1,2回、市販薬を予防的に塗ることをおすすめします。

重症の爪水虫などでは、約半年間、薬を飲み続けなければなりませんでしたが、最近では、3ヶ月ほどで治る薬も登場しています。しかし、性的不能治療薬「バイアグラ」などの薬と一緒に飲むと副作用が増強されるので飲み合わせが禁止となる薬もあるそうです。薬は正しく使用しましょう。

今月はいろいろと忙しく準備してきた仕事がひと段落したり、子どもの七五三が無事に終わったりと気が抜けたせいか、風邪をひいてしまいました。

今思えば、ちょっと目が重たく感じ、いつもよりパソコンの画面を見ることに疲れを感じたことが前兆でした。

普段は忘れていますが、こうときに健康のありがたさが身にしみます。

改めて、日々の健康に感謝し、生活の中で健康について少しでも意識しなくてはと思いました。

例えば、運動のために階段を使うとか、ビタミンを意識して摂るとか・・・

今回、私は医者には行きませんでしたが、なんだかんだでチョコチョコ医者へ行く人ほど長生きするイメージもあります。

低血圧の人が、いろいろと体調不良を訴えるわりに、長生きするのと同じ原理なのでしょう。

これから、ますます寒く、乾燥する季節になりますので、手洗いとうがいをマメにして、少しでも異変を感じたら、薬を飲むなり、医者へいくなりという処置をしることをおすすめします。

私は大分回復してきましたので、また、おいしくお酒を飲めるようになるまでもう少しといったところです。

肌のかゆみは眠りの妨げにもなります。スキンケアをすることで、ぐっすりとした眠りを手に入れましょう。ストレスが不眠の原因と考える人が多いようですが、肌のかゆみが原因の一つになっている場合もよくあります。

ある大学の医学部と製薬会社は今年5~6月、肌の乾燥によるかゆみを解消することで、熟睡感を得られるか実証試験を行いました。神奈川県の老人施設で2週間、かゆみを感じている79~100歳の高齢者6人に入浴後などに、かゆみ止めローションを塗ってもらいました。

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その結果、全員のかゆみが改善。試験前は全員が夜中に2、3回、目を覚ましていましたが、2週間後には全員が1回になったそうです。また、眠りも深くなり、4人が熟睡感を得ることができました。

実証を行った医学部の教授は「かゆいのは仕方ないと考えがちだが、積極的に手当てをすれば、良い睡眠が取れ、日中の暮らしの質も上がる」と話します。

睡眠中のかゆみは睡眠が妨げるだけでなく、肌の状態そのものを悪くする可能性もあります。質の良い睡眠が取れないと、成長ホルモンが分泌されず、肌の新陳代謝が行われないためです。製薬会社の担当者は「睡眠中は無意識にかくため、肌が荒れて、さらにかゆくなる『かゆみの悪循環』が起きやすい。そうなれば、さらに睡眠も妨げられる」と指摘しています。

 また、衣類については、肌に優しい木綿がお勧めです。洗濯する際にはすすぎを十分にしてください。洗剤が残ると、肌への刺激になってしまいます。

最後にかゆみを抑えるかゆみ止めや乾燥を防ぐ保湿剤の塗り方をご紹介したいと思います。

かゆみ止め・保湿剤の塗り方

  1. 全身など広範囲に塗る場合、乳液状のローションタイプが適している
  2. かゆい所に局所的に使う場合、クリームタイプが適している
  3. ごしごしとこすらず、優しく浸透させるように塗る

ポイントは寝る前か、風呂上りに塗ることです。

大事な場面で緊張している人に、よくこんな言葉がかけられます。「肩の力を抜いて!」。無駄な力を抜いてリラックスできれば、心身ともに元気になれる気がします。ですが、いざやってみると意外と難しいので、ちょっとしたコツをご紹介します。

東邦大医療センター大森病院の心療内科では、ストレスによる体の不調に悩む「心身症」の診療しています。講師の端詰さんによると、体のこりや張り、特に肩こりを訴える患者が多いそうです。

人間は、身の危険や大きなストレスに直面すると、自律神経の働きで一時的に血液を全身に行き渡らせ、筋肉を緊張させます。狩猟生活だった太古の昔から身につけた、重要な体の働きです。

しかし、現代社会で慢性的なストレスにさらされ、逃げ場がないと、筋肉は緊張し続け、血流は減少、体のこりが生じます。さらに自律神経のバランスが大きく崩れると、心身症になってしまいます。

「こうした人の多くは、力の抜き方が分からないようです」と端詰さんは話します。そこでお勧めなのが、「筋弛緩法」です。

やり方は簡単で、「首、肩、腕、足など、体の各部位で力をギューッと入れ、だらんと抜く」というものです。緊張している感覚と力が抜けた感覚、その落差を味わってみてください。気に入った部位だけでも毎日数回練習すれば、体の緊張に気づいた時に上手に力を抜けるようになってきます。

また、偏頭痛患者10人に、筋弛緩法と、首の筋電図と手の指の皮膚温の変化を見ながらリラックスのコツをつかむ「バイオフィードバック療法」を行った結果、何も行わなかった患者7人より頭痛の症状が改善したそうです。

端詰さんは筋弛緩法について「通勤電車など、どこでもできるのがいい。ただ、首を痛めている時は無理しないで」と助言しています。

筋弛緩法の例

【腕】

  1. 楽な姿勢でいすに座り、両手を太ももの上に置く。両手のこぶしを握りしめ、どんどんきつく握る。こぶし、腕、体全体の緊張を意識する。時間は呼吸3~4回分ほど。
  2. だらんと力を抜きく。腕や手、指先から力が抜けていき、筋肉が緩む感覚を感じる。

【首や肩】

  1. 両肩をすくめるように上げ、腕を曲げてこぶしを握る。肩から胸を狭めるように力を入れ、緊張を意識。心の中で5秒数える。
  2. 両肩をおろして、力を抜く。

※時計やベルトなど体を締め付けるものは、なるべく外す。力の強さは最大7~8割。

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