哲学の道は、近所の散歩道

最近、ある人からウォーキングをすすめられました。

確かに、朝のウォーキングにはいろいろとメリットがあるようです。

適度な運動になるので、もちろん身体にもいいのですが、実はそれだけではないのです。

近所を散歩するのは、頭を空っぽにする最も手軽な方法なのです。

なぜなら、良くしっている道なら風景に気を取られないので、思わぬ発想が浮かんでくる可能性があるからです。

あの西田幾多郎も近所を散歩しながら思索したそうです。

また、ぼーっとする時間が創造を引き出すということをアハ体験の茂木健一郎さんも言っております。

茂木氏によるとぼーっとしている脳は、決して怠っているわけではなくて、むしろ、特定の文脈にとらわれることなく、自由に活動しているそうです。

脳が伸び伸びと自由に活動しているときにこそ、とてつもない思いつきや発想が生み出されるわけですね。

私も哲学の道を歩く機会をできるだけ増やしていきたいと思います。
歩くのも気持ちいい季節になったことですしね。