使用中ファイルの削除

先日、どうしても消せないファイルがありました。
通常は、立ち上がっているアプリケーションを終了すれば問題なく削除できます。

しかし、アプリケーションを終了しても再起動しても消せなくなってしまいました。
さらに、移動も名前の変更もできません。
なにかしようとすると使用中のため変更できないというメッセージがでてしまいます。
そのファイル自体は普通に開けるのですが、どうにもならなくなってしまいました。

恐らく、LANを経由してコピーしているときになにかが起こったのだと思います。

いろいろ調べてみて、やっと削除することができました。
どのようにしたか、簡単に紹介したいと思います。

何も立ち上がっていなのに使用中となる場合は、ウインドウズXPのシェルである「エクスプローラ」が原因となっていることがあるようです。

この場合は、エクスプローラの終了と「コマンドプロンプト」での削除という二段構えで改めてみるのがよいでしょう。

Step1
1-1.「ファイル名を指定して実行」の「名前」欄に半角で「cmd」と入力。
1-2.<OK>ボタンを押して、「コマンドプロンプト」を起動する。
1-3.半角で「del(半角空き)」と入力する
1-4.そこに削除できないファイルをドラッグ&ドロップする。

フルパス名が入力されたら「コマンドプロンプト」のウィンドウのみを前面に表示して次のステップに進む。

Step2
2-1.[Ctrl]+[Alt]+[Delete]で、「Windowsタスクマネージャ」を起動する。
2-2.<プロセス>タブで「explorer.exe」の項目を選択して、<プロセスの終了>する。
2-3.<はい>とボタンをクリックする。

これで、「エクスプローラ」が終了します。

Step3
3-1.画面に「コマンドプロンプト」のみが表示された状態になったら、ウィンドウ内をクリックしてから[Enter]キーを押す。
使用しているアプリケーションが「エクスプローラ」の場合、これでファイルの削除ができます。
3-2.半角で「explorer(半角空き)&(半角空き)exit」と入力して[Enter]キーを押し、通常のデスクトップ画面に戻す。

以上の作業で使用中のファイルが消せる可能性が高いと思われます。