タモリも島田紳助も芸能界では超一流です。
個人的に好きなこともあり、二人の番組はよくみます。同時にいろいろと研究を続けていました。
なぜ、タモリの番組はどれも長寿番組なのか?
島田紳助の本業と副業
こんなことが主なテーマです。
まず、島田紳助についてですが、若い頃は自分がおバカキャラでした。その後、司会者になることを目指します。そうこうしているうちに、ある番組の企画で東大合格を目指して勉強します。実際には、試験当日にレポーターなどにつきまとわれ、受験をやめてしまったそうです。
ですが、この時に猛勉強したことで、かなりの知識が身についたと想像できます。これが、司会者として、快進撃を始めるキッカケだったのだと思います。
島田紳助は、とにかく分析大好きです。司会者として成功している人は何々の出身者が多いなど、いろいろ調べて、芸能界での自分のポジションを確立していきます。
そして、最近は司会に必要なのは「愛」だと話しています。例えば「坂東英二早く死ね」とかは、愛情の裏返しだそうです。要するに毒舌の裏には「愛」がないとダメだということですね。確かに言霊というものがありますので、以前「ちくしょ〜」と連発していた芸人は早々に姿を消しました。できれば、陰の言葉は使わないほうがよいと思います。
副業に関しては、「お店屋さんごっご」と言っています。ビルを建てて、中に自分の好きな店を入れて、自分もたまに利用しています。店の代金は、きちんと払っているそうです。もっとも月末になるとそれ以上になって戻ってくるわけですが。
しかし、やはり、本業の収入のほうが圧倒的に多いそうです。
本業のほうでは、よく自分の立場を脅かすような存在は早く消えてしまえばいいと言っています。その反面、どうやっても自分の立場を脅かさないひな壇芸人たちを可愛がっていますね。
トータル的にいうと、島田紳助は常に「芸能界から消える」恐怖や不安と背中合わせで、消えないように努力をしているという結論に辿りつきました。副業に走るのも、こういう心理が少なからず影響していると思います。
一方、分析に時間がかかったのは、タモリです。
結局、タモリが長寿番組を生みだす理由は、とてもシンプルです。ですが、それを理解するのはとても難しいと思います。引き寄せの法則をはじめ、様々なビジネス的要素が絡んでくるからです。
実はとても奥深い内容を簡潔にいうと、先ほどの島田紳助の時にでてきた「芸能界から消える」恐怖や不安がタモリにはまったくないということです。だから「笑っていいとも!」もあれだけ続いているわけですね。
明石さんまもタモリと同じダイプです。北野たけしはどちらかというと島田紳助タイプだと思います。たけしが映画監督への道に進んだのは「島田紳助」などがお笑いで力をつけてきたことが影響しているそうです。そして、島田紳助がお笑いから司会者を目指すキッカケになったのは、ダウンタウンの松本の登場だったそうです。
ちなみに、推定ですが、タモリ・さんまは島田紳助より稼いでいます。
芸能人といってもその世界で長く生き残れるかが心配で、消えていくイメージに支配された人から消えていくし、島田紳助のように不安よりも、司会者で成功するというイメージが強ければ、成功するし、タモリのように元々、不安も恐怖もない人は、大成功するわけです。
ただ、タモリは毎日のように働いていますが、島田紳助は週に3日まとめて仕事をするだけです。
私はたまたまこの二人が好きだったので研究を続けましたが、みなさんは自分のすきな成功者を分析すればいいわけです。きっといろいろなことが学べると思います。そして、自分の好きな成功者たちのいいとこ取りをして、次は、私たち自身が成功する番です。少しでもその時のお役に立てれば幸いです。
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これからもタモリさんと島田紳助さんの活躍をかげながら応援していきたいと思います。長々とお付き合い頂き、ありがとうございます。
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