新総理誕生

民主主義とは、「諸個人の意思の集合をもって物事を決める意思決定の原則・政治体制」と説明されます。

前回の選挙で、民主党が圧勝しました。確かに勢いはありましたが、自民党と比べて、あそこまでの差はなかったと思います。国民の期待が高かった分、うらぎられた感も大きいのでしょう。当時、私の母親なども「民主党になったら、すごくよくなるんだって」と声を大にして言っておりました。私は、その時、「そんなことはないよ。それほどは変わらないよ」と言っておりました。そんな母親は、現在、「民主党はまったくだめだね」と言い始めております。今度は私が「そこまで言わなくても」となだめておりますが・・・。

前回の選挙の結果からしても、おそらく、日本国民の多くは私の母親と同じ考えなのだと思います。

民主主義の主役は、国民の諸個人ということになります。私自身、今まで選挙にそれほど興味がありませんでした。ですが、最近やっと、一票の重みが分かってきたような気がします。目先の利益だけにとらわれずに、もっと大きな視野でものごとをみないといけないと感じております。当然、そんなことは以前から気づいていた方もいらっしゃると思います。ただ、恥ずかしながら、私は、最近そのことに気づいたので、こんな記事を書いているわけですが・・・。

今回の道連れ辞任は、民主党のイメージをクリーンにするという選挙目的であることはみえみえです。
それがいいかわるいかは別として、民主党に関しては、もう少し長い目でみてあげて欲しいと思います。

また、民間企業にしても、諸個人にしても、公的資金でなんとかしようという方も多いと思います。それ自体悪いことではないのでしょうが・・・。ただ、ソフトバンクの孫正義さんは、「光の道」計画を公的資金を使わずに成し遂げようとがんばっています。数兆円規模の事業です。一方、国の借金を国民が負担するとすると、赤ん坊からお年寄りまで一人630万円です。私たちは、今後、孫さんのように大きなことはできなくても、公的資金にたよらずに事業をしたり、生活をする努力も必要なのではないかと感じています。
ちなみに、孫さん曰く「『光の道』計画に比べたら、事業仕分けの規模はほんの誤差です」とうことです。さすが孫さんです。でも、蓮舫さんたちもがんばってますよ。(フォロー)

選挙に話を戻すと、「今この瞬間」は、もちろん一番大切ですが、「今この瞬間」を子どもたちの未来のために使うことも「あり」なのではないでしょうか。

余談ですが、某占星術でいうと、鳩山さんは、丁度悪い時期に首相になってしまいました。今回首相となった菅さんは、もう少し長持ちするかもしれません。個人的には、いずれ原口さんが首相になったら、安定した政権になるのではないかと思っています。彼は、なんとなく器が大きい男のような気がします。