30代から差がつく3つのポイント

いきなり結論からいうと、素直・勉強好き・器です。

今までいろいろな表現でお伝えしてきましたが、結局はこの三つなのです。

まず、一番重要なのは素直です。

素直になるということは、まず、つまらない固定観念を捨てることです。
そして、人の話を聞くことです。

30代ともなると、社会的にもそれなりのポジションになっていると思います。ですが、素直さを忘れ、頑なになってしまうと、40代・50代で差がついてしまうんですね。

以前、人は30歳で前世で死んだ時のレベルに達すると聞いたことがあります。
また、島田紳助さんは、「本当の自分の人生は35歳から」と言っていました。生まれ育った環境などもあるでしょうが、30代ともなると、言い訳できませんからね。

いずれにしても、30代というのは、世の中の仕組みが分かってくる年齢なのです。
あまりにも固定観念が強すぎて、人の話しを聞かない方を見ると、自分で成長を止めてしまってもったいないと思います。

まずは、頭ごなしに否定しないことが大切なんですね。
「そんなことはない」ではなく「そんなこともあるかもしれない」というように、思考の入り口を広げておかなくてはいけません。

また、分からないことは分からない、できないことはできないと素直に言えばいいのです。
そして、誰からでも素直に教えてもらえばいいのです。
現在もっているものだけで生きていく人と、常に成長していく人で、差がつくのは当然です。

いくつになっても素直な心を忘れないようにしたいものですね。

次に重要なのが勉強好きです。

勉強好きと言っても、「落下運動を空気抵抗も含めて計算せよ」とかいう勉強ではありません。
そういったことが、重要な時期もありますが、30代には特に必要ありませんね。

ここでいう勉強好きというのは、まわりの現象に興味を持って、常に学ぶ姿勢を持ち続けるということです。

私は、外出したときにも「なぜ、この店は繁盛しているのだろう」とか、逆に「なぜ、人がいないんだろう」とかいつも考えています。
この「なぜ」が重要です。そういった意味では、常に公私を混同しているわけですが(苦笑)
子どもの「なぜ」にも全力で答えています。分からないことはネットで調べます。

ある経営者は、飲みに出かけたときも、街のネオンサインを見ながら、何色が一番目立つだろうと考えていたそうです。
ちなみに、ネオンで一番目立つのは緑ですが、印刷物で一番目立つのは、やっぱり赤だと思います。色の種類が違いますからね。

また、無用の用という好きな言葉がありますが、いろいろなことに興味を持って学ぼうとすると、天からのメッセージを感じることもあります。
世の中には無駄はないのだから、きっとこの現象にも意味があると考えると、その先にあるものが分かったりするんですね。
今は自分にとって、嫌や経験でも、将来の役に立つことだって沢山ありますから。

最近は、そういうことを学ぶのも勉強好きの延長だと考えています。
ぜひ、まわりで起こる現象に興味を持ち、その意味について考えてみてください。
それが、30代からの勉強なのです。

三番目は器です。

よくあの人は器が大きいとかいいますが、器とは苦手なものをいかに受け入れられるかということです。
つまり、どれだけ許容できるかということになります。

そもそも食わず嫌いということもありますからね。

とりあえず、受け入れてみて、どうしても波動が合わなければ、その時に考えればいいのです。
また、他人のミスなども受け入れられる人は器が大きいですよね。

別の言い方をすると、いろいろな人や物事を踏まえて越えた時、器が大きくなると言えます。

ある日本の自動車会社の社長は、海外のホテルに泊まるとき、チェックアウトする際には、いつも部屋をきれいに片付けてから出るそうです。そのことに感動した担当のルームメイクさんは、その会社の車に乗り換えたそうです。
この社長は、相手の立場をも踏まえて超えた器の大きい人物だと思うのです。
「お客様は神様です」とばかりに威張り散らす人が、器の大きい人というわけではないということですね。

あとは、どんな恨み辛みでも三年経ったたら水に流してください。
そうしないと、つまらない人生になってしまいます。ヘタに恨み辛みや心配事を残してしまうと、大往生できませんからね(笑)
長くても三年ですよ。もちろん、短ければ短いほどいいですけどね。

最後に少しだけ得した人生にするためのワンポイントアドバイスです。

意識的に口角を上げてみてください。日常生活で常に意識することが重要です。
自然と笑顔になり、相手に与える印象が良くなります。

への字口のしかめっ面より、人生何割かは得するはずです。

何かを始めるのに、遅すぎることはありません。ほんの少し、思考を変えるだけで、あたの人生が変わるのです。
最後までお付き合いいただいたあなたは、きっと素直な方だと思います。あなたの幸せを願いつつ、今回はこの辺で。

ありがとうごさいました。