今日は、英雄、色を好むというお話しです。
経営者やクリエーターなど、創造的な仕事をしている人には、恋愛が起こりやすい時期があります。
それは、ビジネスが軌道にのって、会社が急成長し始める時期、つまり、成長期の前半です。
これは、何千人という経営者と接している人が言っていることなので、確かなことだと思います。
創造のエネルギーと性的なエネルギーの根源は一緒なのだそうです。創造性を発揮している時は、同時に性的なエネルギーも高まってしまうのでしょう。何かを新たに創造するという意味では、子づくり的な要素もあるのかもしれません。
なので、独身男性の場合、社内恋愛をしたり、既婚男性の場合、社内の女性と浮気したりということが多いようです。
もちろん、全員がそういうわけではありませんけど。
それと、身近に女性がいなかった場合、不思議と現れることが多いようなのです。
一般的な経営者の歩みを見ていくと、例えば、結婚後に起業した場合、会社を立ち上げたばかりで苦しい時期は、夫婦仲良く助け合います。
そして、徐々に忙しくなってくると、すれ違いが生じてきます。夫は家族のために必死にやっている。妻はもっと家のこともやって欲しい。
当然そうなるでしょう。
そして、家で夫が妻に仕事の武勇伝などを語ろうものなら、妻は夫の成功に嫉妬するようになってしまうのです。そうなると、夫を拒絶します。そうすると、夫は怒りを覚えます。
あとは負のスパイラルです。カリスマ経営者などの家庭が崩壊しているのは、大体こういう現象が起こっているのです。
子供がいる場合ですと、間違いなく悪影響がでます。無意識に夫婦の仲を取り持とうと、すごくいい子になるか、悪い子になるかのどちらかです。いい子というのは、仮面をかぶったヒーローみいなもので、決していい意味ではありません。悪い子というのは、ただ単に不良になるということもありますが、病気になったりする場合もあるのです。
両親に心配をかけることで、コミュニケーションの場を与えて、仲良くなってもらおうとしているのでしょう。
ひどい場合は、夫の怒りを妻がうけて、それが子供の虐待につながることもあるようです。
話しを戻すと、こんな状態で、いきなりステキなひとが現れたらどうなるでしょう。
まー、なるようになるでしょう。
この時にふたつのタイプに別れます。
ひとつは、妻子を捨てて、ステキなひとと一緒になるタイプです。
クリエーター系の男性が、よく、仕事を一緒にした女性芸能人と結婚することがありますが、こういうことなのでしょう。
ですが、こういう男性は、結局、同じことを繰返す場合が多いようですけどね。
そして、もうひとつは、妻子のもとに戻るタイプです。
結局、このステキなひとを引き寄せたのは、怒りのエネルギーなのです。
だから、それに気づいたときには、自然とステキな人はいなくなっているのです。
また、気づくかどうかが問題です。
一般的な経営者は、個人差はあっても皆エネルギッシュなので、このようなストーリーに展開する可能性があるわけです。
ですが、本当に純粋な恋愛もあるのです。
小さい問題はありつつも、家庭環境も順調で、怒りのエネルギーもなく、すべて受け入れられるくらい器が大きくなった場合です。
こういった時に、現在のパートナーでは、どうしても埋められない部分がでてくることがあります。
そして、稀に、その部分を埋めてくれる資質を持つ新たなパートナーと出会えることがあるのです。
原理を説明すると、潜在意識のなかにアニマとアニムスと呼ばれるものがあり、それが無意識レベルで拡大していくと、意識レベルでも調和を求め始めるというものです。
※アニマ=男性の無意識の中にある女性的な面
※アニムス=女性の無意識の中にある男性的な面
こうして、新たなパートナーとの純粋な出会いが引き寄せられるのです。ある意味では、魂レベルのつながりといってもいいでしょう。
きっかけは、恋愛なのですが、ある種、性別をも超えたパートナーとなり得るのです。
そして、もしも、そんなパートナーと出会えたなら、さらに成長でき、さらに器も大きくなり、さらなる高みも目指せるということです。
2012年7月追記
昨年末くらいのことですが、ある会で政治家や経営者や自営業でバリバリ働く男性たちと話す機会がありました。
やはり、仕事のできる男性は女性関係の武勇伝も豊富です。
仕事をきっちりやっているのだから、それくらいは許されると考える方が多いようです。
また、自営業の友人の家庭では、妻から浮気疑惑をかけられて、もめておりました。当然、自営業なので、メールでの営業や飲み会などでお客さんや仕事仲間とコミュニケーションをとることも重要です。
それを浮気疑惑などで制限されては仕事になりません。
例えば、俳優と結婚したとすると、夫にラブシーンをしないでと言っているようなものです。仕事のできる男の妻は、そういうことも含めて、ある程度理解してあげる必要があると思います。
ある女性は、バレなければいいと言っておりましたが、特に経営者や自営業の家庭では、それくらいのほうが円満かもしれません。
ただ、これは今現在の個人的な私の意見ですが、浮気や不倫をするかしないかは一流と超一流の違いだと思います。
一流の男性はやっぱりモテますし、お金も持っているので、チャンスがあれば浮気のひとつやふたつくらいはするものです。
ですが、どんなにモテても、どんなに素敵なひとがあらわれても、どんなにお金があっても、理性や誠実さで抑えられるのが超一流の男性だと思います。
また、超一流の男性は、本来結ばれるべき女性としっかりと結ばれている人が多いのかもしれません。なので、浮気や不倫など、そもそも必要ないのです。
男性として三流以下の私としては、まず一流を目指します(^_-)
コメント