LINE@のすすめと活用法のご紹介

私自身、昨年末からLINEを利用しているのですが、これは便利なツールだと思います。なんだか、メールが古臭く感じてしまいますね。

こんな便利なツールをビジネスで利用できないかと常々考えておりましたが、公式アカウントを利用するには、初期費用200万円、月額費用150万円からとなっており、余裕のある大企業でないと手が出せません。

しかし、LINE@というサービスが始まりました。これは、初期費用と月額費用が5,250円(税込)で利用できます。また、6月30日までは初期設定無料のキャンペーンをやっています。
※2013年3月26日現在の情報です。

これなら、小さな店舗でも利用できますよね。

公式アカウントとの違いは以下三つです。

(1)LINE内の「公式アカウント一覧ページ」に表示されないこと
(2)クーポン発行などのノウハウ提供を受けられないこと
(3)購読者数の1万人制限

一店舗なら1万人で充分だと思いますが、それ以上友だちを増やしたい場合は別料金プラン(メッセージ配信の通数単価5円)も用意されております。

以下は利用法や(2)について、私からの個人的なアドバイスとなります。

例えば、私がたまに利用するハンバークをメインにしたファミリーレストランでやっているメールサービスがあるのですが、それもこのLINE@で代用できます。システムの利用料はLINE@の方が間違いなく安いでしょう。

具体的に説明すると、まず、会員登録(LINE@の場合友だち登録)すると、その場で特典がもらえ、毎週末になると、メール(LINE@の場合メッセージ)が届きます。リンク先にアクセスすると、クジで決まるクーポン券がもらえる仕組みになっています。会計から10%OFFをはじめ、ポテト無料などのクーポンです。

週に一度届くくらいならそれほど気になりませんし、たまたま出かけた際に「どこで食事する?」となった時に、「そういえば、あそこのファミレスのクーポン券があるよ」ということで、覚えておいてもらえるというわけです。スマホの画面を見せるだけなので、チラシや雑誌をもち歩く必要もありません。

つまり、お客様の不便を取り除き、かつ、何かのついでに利用するというケースも生まれてくるわです。

そもそも、すでに新聞離れは始まっているので、今後ますます、チラシの効力は弱くなっていくと考えます。

私は、このLINE@というサービスを始めて知った時、まっさきに、最近、整体のお店を開いた友人にすすめたいと思いました。

ということで、私が考えた活用法をご紹介します。

まず、QRコードやホームページで、お店のお友だちになってもらいます。施術のあとのティータイムなどにサービス券と引き換えにお友だちの登録を直接してもらえば間違いないですね。こうして、お客さまとコミュニケーションをとりながら、徐々にお友だちを増やしていきます。

また、特に、整体などのサービスは、お客が増えて安定していれば良いのですが、どうしても最初は、空きが生まれてしまいますよね。

なので、例えば、

「施術料○○%OFFのゲリラ整体開催」

○○日の○○時と○○時に開催します。

都合のつく方はご連絡ください。

それぞれ、先着で限定一名様ですので、お申込みはお早目めに!

このようなメッセージを送信します。

こうして、空きをなるべく埋めていくわです。LINE@を利用するポイントは、スマホに直接届くメッセージなので、ギリギリまで粘れるといことです。配信数にもよりますが、前日に配信しても、空きを埋められると予想しています。

ちなみに、消費者は「限定」という言葉に弱いので、申込みの行動を後押しする決め手となります。ぜひ、使ってみてください。

LINE@はネットショップなどには利用できず、実店舗を運営する事業主が対象のサービスとなります。

どんなに良いツールを使っても、お店の商品やサービスに問題があれば、どうにもなりません。ですが、どんなに良い商品やサービスであっても、変化を恐れていては、時代に淘汰されてしまいます。

ということで、自分達の扱う商品やサービス自信があり、お店のファンを増やしながら次の時代にも残していきたいと考えている方には、ぜひ、おすすめしたいサービスです。

詳細はこちらの公式サイトをご覧ください。
⇒ LINE@

最後に、メール配信に対するメリットとデメリットについて触れたいと思います。

メール配信のメリット:メール受信なので対応している幅が広い
メール配信のデメリット:会員登録にやや手間がかかる、利用料が高い

LINE@のメリット:利用料が安い、友だち登録が簡単
LINE@のデメリット:LINEの利用が必須

ただ、最初にも述べましたが、LINE自体が、ほんとうに便利なツールだと思います。なので、今後ますます利用者は増えると予想します。そういったことを含め、次世代ビジネスコミュニケーションツールとしてLINE@の利用をおすすめします。