福山雅治 ガリレオ 第一話の感想

ガリレオ始まりました。

福山雅治さんも、このシリーズも大好きです。

1話の大沢たかおさんもよかったですね。

個人的には、送念(想念ではなくこちらです)とか気とかいうのも、あると思っています。

クアイの会の教祖である連崎至光(大沢たかお)が、信者を強い送念でビルから転落させてしまうところから始まります。

それにしても、教祖というのは光という字を使う人が多いような気がするという余談はさておき進みます。

自殺で処理されるところを至光は、自分が送念でやったと自首します。

話しを聞いた内海薫(柴咲コウ)が自分にも念を送るように頼みます。

至光は、念を送りますが、薫は何も感じません。

この時に、「あなたは助けを求めていないから」といようなことを言っています。

ここがポイントです。

当然、至光は釈放されクアイの里へ帰ります。

その後、変人ガリレオこと湯川学(福山雅治)は、数ある超能力のようなものは、ほんとんどいんちきでも、極わずかに本物として認められているというようなことを言っています。

やはり今回も、送念の正体は、クアイの会を大きくして金儲けをたくらむ至光の妻が仕込んでいたマイクロ波でした。

クアイの会の信者たちは、電子レンジと同じ原理で、マイクロ波により体内の水分が温められ、それで、心が浄化されたと錯覚していたわけです。

海外へ移動になる薫の後に湯川のパートナーになる自信家新人刑事の岸谷美砂(吉高由里子)も危うく信者になるところでした。

結局、湯川によって、すべてが明らかになります。

その後、檻の中にいた至光は、同じ檻にいる人が死を意識していることに気付きます。

ここで、本物の送念により、その人の心を浄化して救うわけです。

あなたは助けを求めていない(助けを求めていれば救える)⇒極わずかだが本物はいるという流れがこのシーンにつながります。

また、こういった本物の人が本当にいるとしたら、きっと、金儲けなどに走らずに人知れず人々を救っているというメッセージも感じます。

薫がオクラホマへ発つ前に湯川は3月2日の誕生日プレゼントにゲルマニウムの原石をプレゼントします。健康がどうの、ダイヤがどうのという説明をしながら。

薫と湯川は、若干ですが、恋愛の要素もあったと思います。

今回の美砂の場合、それはちょっと難しいような気がするのですが、もしかしたら彼女を通して、この春から新社会人になった人たちへエールを送っているのかもしれません。

月曜日は仕事はじめで、新人には憂鬱な時期もあると思います。

そんな時は、帰って九時からのガリレオを観ることを楽しみに頑張ってみてはいかがでしょう。