アプローチ

私は以前、化粧品の販売会社に勤めておりました。

その時に学んだことを一度整理したいと常々考えていのですが、なかなか機会がありませんでした。

ですが、この度、いろいろと区切りがつきましたので、とりかかることに致しました。

もともと、私はそこの企画部で、販売員の方々を応援する立場だったのです。今回はその延長です。

販売というと堅苦しいので、クチコミで化粧品を広める方法といったほうがいいかもしれませんね。

いきなり、厳しいことを言うようですが、化粧品をクチコミで広める前に、自分がその化粧品のユーザーで化粧品に絶対的な自信や感動体験を持っていることが大前提です。それがないと、ビジネスとしてやっていくのは非常に難しいでしょう。

なぜなら、プライドが持てないので、途中で挫折してしまうのです。いくら良い化粧品でも、全員に理解してもらうことは無理ですからね。

他人の評価ばかり気にする人をミエっぱりといいますが、クチコミビジネスを始めるに前に、つまらないミエを捨ててください。必要なのは、自分自身と化粧品の力を信じるプライドです。

それでは、無事にミエを捨てられ、プライドをしっかりともっている方のみ、次に進んでくださいね。

化粧品をクチコミで広めるための大きな流れは次のようになります。

 1.アプローチ
 2.カウンセリング
 3.エステ
 4.クロージングとフォロー

まず、アプローチをする前にマル図を作成します。

マル図とは、自分を中心とした人脈図です。目的は、自分の周りには大勢の友人知人がいるというイメージをつくることです。この時に、思い浮かべた人に紹介するとか、化粧品を購入してもらうとかは一切考えないでください。

通常、小学校から大人になるまでに友人知人は300人以上リストアップできるといわれています。名前が思いつかない場合は、ニックネームとか、誰々のお母さんとかでもOKです。

直接知らない知人の知人なども含め、ひたすら書き出していくと、たいてい50人以上は書き出せると思います。

自動車や保険のセールスで成績の良い人のほとんどが、、直接の知人への営業ではなく、お客さまからの紹介なのと同じ原理がクチコミビジネスでも作用します。

こうしてマル図ができ上がったら次の作業です。

この中で、苦手な人と自分と波動が合いそうな人を区別します。区別したら、波動が合う人からアプローチするのが鉄則です。最初から無理して苦手な人にアプローチする必要はないのです。精神衛生上もよくありませんので。

アプローチをする際の心構えは「なら、いいや」です。自分は販売員ではなく、ただの情報提供者だと思ってください。

つまり、こんなに良い化粧品がありますよ〜と、伝えるだけということですね。「もしも、伝わらないのなら、それでいいや」と潔く諦めて、また次の人へ伝えればよいのです。

きちんとプライドを持っていれば、この作業を楽しんで続けられると思います。

これに関連する記事がありますので、よろしければご覧ください。
⇒ 二人のセールスマン

また、アプローチをする際に、年上を狙うというのがひとつのポイントです。ちなみに、50代〜60代の母親が起爆剤となってクチコミが広がるケースが非常に多いのです。

若い人は人脈もまだまだ未熟ですが、年齢と共に人脈も広がりますから。年上の人にアプローチする時には、自分の身だしなみなどにも十分に気を使ってくださいね。最初に好印象を与えることは重要です。

そもそも他人に美を提供するのに、自分が美しくないとシャレになりません。例えば、太っている人からダイエットのサプリメントを買う気になならないと思います。

クチコミビジネスは、コミュニケーションを楽しむことが成功の秘訣です。ぜひ、自分がキレイになった体験をまわりの人たちにも伝えて、まわりの人たちもキレイにしてあげてください。

次回はカウンセリングです。