昨日、織姫と彦星は、無事に再会できただろうか。
一年に一度だけの再会。
二人は、この日のために日々、努力しているのだろう。
そういえば、確かパイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンドでは「海で10年、陸で1日」というメッセージで終わった。
その時、まっさきに七夕を思い浮かべたものだ。
そして、エリザベスとウィルの10年に比べれば、織姫と彦星の1年などは、かわいいものだと感じたのを覚えている。
どちらにしても、魂の底から愛しいと想うひとと、たったの一日、幸せなときを過ごすために、1年なり10年なりを努力する。
例えば、幸せとは、そんなものではないだろうか。
もしかしたら、人生でそんな日が、たったの一日もないひともいるかもしれないと考えると、一日あるだけでも幸せなのかもしれない。
今日は、2017年、七夕の次の日。
織姫と彦星の物語から推測すると、昨日の幸せなひとときの余韻にひたりつつ、いつもの日常を向かえているはずである。
きっとふたりにとっては、来年再会するための努力が始まるのだろう。
そんなことを考えながら、今ここを過ごしている。
・・・
さて、さて、パイレーツ・オブ・カリビアンの最新作「最後の海賊」が日本でも公開になったという。
興味がある方は、劇場まで足を運んでみてはいかがだろうか。