かつて一世を風靡した細木数子の六星占術には、十の宿命星というものがある。
十の宿命星は、人生を120年として、10年という長い期間を経て切り替わる。日本人の平均寿命(約80歳)を考えると、ひとつの星の影響を受けるのは、一回のみということになるが、仮に120歳まで生きたとしたら、同じ星が二度廻ってくることもある。
この人生120年の中に、20年だけ宿命大殺界というものがある。例えば、生まれてすぐに宿命大殺界になる人もいれば、青春時代に迎える人もいる。当然、働き盛りの人もいれば、老後に迎える人もいる。仮に100歳からという人は、一度も迎えることなく人生を全うすることもあるだろう。
余談だが、「宿命」と「運命」について述べたいと思う。
宿命とは輪廻転生する魂が影響を受けているもので、奥が深い。一方、運命は、今この世にいる自分のみに影響するものだ。
ゆえに、宿命という土台の上に運命があると言っていい。また、生まれ持った宿命は変わることはないが、運命は変えられるということになる。
なので、きちんと宿命と同じ方向の運命を選択していれば順調な人生になるし、逆ならどんなに頑張っても報われないことになる。
また、以前、「心と体の健康セミナー」という記事の中で、魂の企画書について言及してる。宿命というものは、この魂の企画書と何かしらの関係があるのではないかと今は考えている。ぜひ、合わせてご覧いただきたいコンテンツである。