カテゴリー: 映画・音楽・アート

Dr.コトー診療所とミルトン・フリードマン

先日、Dr.コトー診療所の映画をレンタルして視聴した

テレビドラマでも観ていたので、キャストも皆、元気そうで何よりであった

さて、細かいことは割愛するが、コトー先生の印象的なセリフがあったので、紹介したい

「ふん、

大変だったね

剛洋(タケヒロ)くん

でもね、

医者じゃないから人を救えなかったって

ほんとにそう思ったなら、

良かったよ

君は医者にならなくて」

ミルトン・フリードマンは、60年以上も前に「資本主義と自由」の中で、免許制度はいらないと言っている

そう、医師免許でさえも

乱暴な言い方をすれば、免許を持ったやぶ医者より、持ってなくても、しっかり病やケガを治してくれる人のところに患者は集まるということである

残念ながら、未だに「資本主義と自由」が一般大衆に受け入れられているとは思わない

だが、私のこの感性が、インターネットというツールを使って、何処かで誰かの役立つかもしれないと思ったので、久しぶりじに記事した

また、私にとっても、未熟な資本主義の先にあるものを再認識する良き機会であった

まやかしの資本に負けない本物のビジネスパーソンが一人でも多く誕生して、未来が少しでも良くなることを願っている

緑牛は原田芳雄

ワンピースの原作者である尾田さんが、海軍大将のモデルを名俳優にしているのは、下記の通り周知の事実であろう。

赤犬:菅原文太
青雉:松田優作
黄猿:田中邦衛
藤虎:勝新太郎

そして、新しく登場したのが緑牛。

これは、原田芳雄さん。

過日、田中邦衛さんも亡くなったので、これで、すべてこの世にはいない方たちである。

個人的に、興味があるのは、高倉健さんが入っていないこと。

ちなみに、渥美清さんは、中将・茶豚として登場している。

流石の尾田さんも高倉健さんは、いちキャラクターとして、表現できなかったのかなと、勝手に想像する今日この頃である。

改めて、俳優、高倉健というひとを今後の人生で、ひとつの指針にしたいと思う。

酒言葉

「BAR レモンハート」というアニメ原作のドラマがある

その中で酒言葉という回があった

知っているものもあったが、初めて聞いたものもあったので、ここで紹介したい

1.シェリー
女性が飲みたいと言った場合、今夜一緒に寝てもよい
由来:強い酒なので、開放して欲しいという意味から

2.ギムレット
長いお別れ
由来:レイモンド・チャンドラーの小説より

3.XZY
もうあとがない
由来:アルファベットの最後

XYZは、シティハンターへの依頼する際に使われた有名なカクテルである

4.ポートワイン
男性からの愛の告白
※女性が断った場合、他に好きな人がいるという意味

 

また、別の回で、SALONというシャンパンが紹介されていた

シャンパーニュをこよなく愛し、毛皮商人として成功をおさめていたウジェーヌ・エメ・サロン氏が畑から購入して生産を開始したシャンパンである

1900年代初め頃から100年間で38回しかリリースされていないため「幻のシャンパン」と呼ばれている

イニシャルが「S」のひとに贈るシャンパンなのだとか

「BAR レモンハート」

最近、知ったドラマだが、酒好きには、なかなかためになって面白い

もっとも幸せを感じるとき

オハイオ州立大学のペティジョーン博士らは、多くの人を対象にして、「あなたは、どんなときにもっとも幸福と感じますか?」と質問をした

その結果

女性の1位は「誰かと恋に落ちること」
88%の女性が、これを選んだ

これは、なんとなくわかる気もする

では男性は?

実は、こちらも同じく「誰かと恋に落ちること」

選んだのは男性のうち64%
女性よりは少ないが、それでも同じく、こちらが1位であった

「え、仕事はどうなの?」

という意見もあるかと思う

だが、実際、「仕事で成功したとき」と答えたのは、男性の13%、女性の4%程度だったそう

仕事の成功は自己完結できることも多々あるが、恋愛には必ず相手が必要である

つまり、相手の反応に一喜一憂するわけだ

その反応が、お互いにシナジーを生み、幸福度もどんどん増していくのではないだろうか

当然、つらいこともあるわけだが、、、

ここで、「男はつらいよ」より、寅さんが甥の満男に言ったセリフを紹介しよう

「くたびれたなんていうのはな

何十遍も失恋した男の言う言葉なんだよ

お前、まだ若いじゃないか

燃えるような恋をしろ

大声出して、のたうち回るような

恥ずかしくて

死んじゃいたいような恋をするんだよ」

確かに、うまくいかないことの方が多いから、誰かが一緒に恋に落ちてくれたときは、この上ない幸せを感じることができるのかもしれない

まあ、老若男女を問わず、みんなに人生で一度くらいは、そんな幸せを味わって欲しい

そう、例えば、

出会いがないとか言う前に、マッチングアプリでも初めてみたらどうだろうか

ちなみに、私は、2005年に放送された「恋におちたら」という草彅剛と堤真一の連ドラが最高傑作だと思っていて、DVDBOXを購入し、今でもたまに視聴している

いずれにしても、今年もまた、恋の季節の始まりである

そういえば、以前(約10年前)、「幸せとは何か」と検索すると、私が書いた記事が上位表示されていた時期がある

興味があれば、こちらからどうぞ

⇒ 幸せとは何か

「命売ります」歌詞と感想

命売りますの歌詞はこちら

それでは、以下、感想。

これは、同名のテレビドラマ(BSジャパン)のために書き下ろされた曲だという。

三島由紀夫原作で「命売ります」というタイトルはインパクトがある。

ジャンルを問わず勉強している人なら、とりあえず気を引くキーワードだろう。

何しろ、三島由紀夫は、割腹自殺をした人物である。

歌詞の感想は、そのままなので特にないが、曲全体のイメージとしては、最後の「バラババンバ バラババンバ バラババンバ」というフレーズが妙に印象に残る。

書き下ろしとは、こういうことかと感じた。

恐らく万人受けはしないだろうが、何気に良い曲だと思う。

興味があれば、一度くらい聴いてみて、自分自身の生と死について考えてみてはいかがだろうか。