運も実力のうち〜運気を呼び込む〜

現パナソニックの創業者である松下幸之助さんは、採用試験で「あなたは運が良いほうだと思いますか?」という質問をしていたそうです。

あなたならなんと答えるでしょうか?

ちなみに、運がよいほうと答えた方は採用されます。理由は、そう思っている人は、周囲への感謝の気持ちが強く、逆境にも強いからだそうです。

なるほど、とは思いますが、私自身は運が悪いほうだと思っています。というのも、宝くじに当たったり、実力以上のポジションに思いがけず就いてしまったりという人も確かに存在し、そういう人から比べると決して運が良いとは言えないと考えてしまうのです。ですか、その代わりに、人一倍努力しようとも思います。松下幸之助さんには不採用にされてしまうでしょうけど。

基本的に運のよい人はごくごく限られた一部の人で、普通の人は皆、運が悪いからさらなる努力が必要なのだと考えています。

また、以前、笑っていいともに銀座の高級クラブのママが出演したことがありました。一流の男性をたくさん見てきた彼女は、出世する人としない人の違いを一言でいうとなんでしょう?という質問を受けていました。私は「美意識」とか言うのかなと思ったら、彼女の答えは「運」だったのです。そのことも私が「運」に興味を持った要因の一つなのですが、ほんとに「運」とは何なのでしょうね。

余談ですが、実力以上のポジションに思いがけず就いてしまった運のよい人というと真っ先に元国会議員の杉村太臓さんを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。
また、今までに何度か宝くじを当てている芸能人に錦野旦さんがおりますが、以前、それについて記事を書いておりますので、興味があれば参照してください。
⇒ 錦野旦流ロトくじ必勝法

さて、AKB48にもセンターを決めるじゃんけん大会がありました。じゃんけんに勝つ確率を多少上げるテクニックもあるでしょうが、これなどはまさに運も実力のうちということだと思います。

また、地元に市立の中高一貫校が新設されたのですが、合格者の一部を決めるのにくじ引きが行われました。理由は、小学六年の児童に不用意に心の傷を負わせないためだそうですが、これも運も実力のうちと言えるのではないでしょうか。

以前、世にも奇妙な物語で、「じゃんけん=人生」といったメッセージを伝えるお話しもありました。私はこれを観たとき、ちょっとした哲学的なものを感じました。確かに、たかがじゃんけんだと考えがちですが、じゃんけんの勝ち負けで少しづつ得したり損したりということを積み重ねると、結構大きな差になると思うのです。ちなみに、とるねるずの番組で「男気じゃんけん」というのがありますが、これも結構面白いです。

ということで、「運」というのは人生の中で意外と重要なのではないかと考えるようになりました。

ですが、ただパワーストーンに頼るとか、占いに頼るとか、風水に頼るとか、やみくもに神頼みするとか、そういうことではないと思うのです。実際、私もタイガーズ・アイや水晶などを身に着けたり、形振り構わず神社やお寺へお参りに行ったりしていた時期もありましたが、特に変化もなかったので今はパワーストーンも外し、お参りもほどほどにしております。

そして、かつての経験も踏まえて、そういったことよりも運気というものが大事なのではないかと思うようになったのです。

なので、気功や占星術などを駆使したり、また、周りの人やご先祖様への感謝の心を忘れないようにしたりして、運気上昇についての実験をしてみたいと考えております。

念のために言わせてもらうと、本来、私は宝くじを買うならその分広告宣伝費などに使ったほうがましだと考えているくらい現実的な考え方の持ち主です。ビジネスとギャンブルは大違いですからね。誤解を恐れずに敢えて言うと、むしろ、そういうものを買っている人たちを非常に残念に思っていたのです。

しかし、最近、運も実力のうちなら、運だめしをしてみたいという心境になりました。なので、運気というものをいろいろな知識やパワーで上昇させることができるのか試してみようと思っています。具体的には、7月くらいに何かのクジでも買ってみます。

結局、「卵が先かニワトリが先か」と同じように「感謝の気持ちが先か運気上昇が先か」というのが問題のような気がしないでもないですけどね。そう考えると、やっぱり、松下幸之助さんの言うように、どんな状況でも感謝できる人が運のよい人ということでしょうか。

なにはともあれ、また機会があれば、結果報告したいと思います。実際、宝くじ云々というより、周りの環境が少し好転するだけでも十分なのですけどね。