「どんなに良い品物でも、人に知られなくては売れないんだよ」
・管理人の感想
今の時代、品物を世に知らしめる方法はいくらでもある。時は廻り、今は、まず良い品物をつくらなければいけない時期になっている気がする。
そして、大前提である本物と呼べる品物が完成したら、次の4つのステップが重要になる。
Step1.まずは知ってもらう
I Know…
重要なことは、実態を伝えること。実態が伝えるに足る内容になっていることが先決。
知名度獲得=発信量の多さ、頻度など提供する情報の多さで決まる。
Step2.好感を持ってもらう
I Like…
有言(発言)実行(活動)の認知。消費者が好感を持ち、利益に貢献する活動を起こす。
重要なことは「言行一致」を消費者に納得させる“質”である。
Step3.消費者の信頼を勝ち取る
I Believe…
常に「言行一致」⇒消費者が利益に貢献する活動をし続ける。
この段階では、より好感・信頼できる企業を求めている。だが、まだ“浮気心”がある。
Step4.消費者に愛着を根付かせる
I Love…
革新し続ける⇒企業の心を伝え続ける。
消費者の愛着を獲得する。この段階までくると決して浮気はしない!
以上が良い品物を世の中に浸透させる4つのステップである。
当時は「広告は商品の粗悪さをごまかすためのもの」という古い考えがあった。そんな時代の中でも、森永氏と社員たちが懸命な売り込みを続けた結果が、こんにちの森永製菓に至っている。
だが、今の時代、人に知らせることは、この4つのスッテプの第一段階でしかない。
本当に良い品物を世に送り続けるには、この4つのステップの繰り返しが重要なのだ。
こんな時代だからこそ、本物のものづくりと、それを世に知らしめ、継続して世に送り出すという一連のビジネスについて、改めて考えたい。