レジスタントスターチ?冷やすと腸内環境の改善・生活習慣病の予防に効果的な食材?

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先日、世界一受けたい授業で放送された内容をまとめてみました。

まず、レジスタントスターチとは「消化されにくいでんぷん」のことです。

食物繊維とよく似た性質で大腸内をきれいに掃除してくれます。
レジスタントスターチは、でんぷんを冷やした状態(4?5℃)で、より多く生成されるということがポイントです。

効果その1.便秘解消

まず、便秘対策としては食物繊維が有名ですね。

食物繊維は水溶性(大麦・ゆりね・プルーン・豆きんとん・エシャレット・生にんにく)と不溶性(おから・ごぼう・あずき・さつまいも・グリーンピース・キャベツ)があることをご存じでしょうか。

水溶性食物繊維:胃や小腸で消化されずに大腸にまでとどいて便に水分を与え柔らかくするので排便しやしくなる。
不溶性食物繊維:大腸で便の量を増やす。また、食事をしてから便として排出されるまでの時間を短縮する。

実はこのふたつのバランスが大切なのです。それを兼ね備えたものがレジスタントスターチ、別名「快腸でんぷん」です。

便秘解消レシピ

レジスタントサラダ
冷やしたジャガイモ+冷やしたカボチャ+人参・玉ねぎを加えてから味付け⇒冷蔵庫で冷やせば完成

効果その2、大腸内環境の改善

レジスタントスターチは大腸内でビフィズス菌などの善玉菌のエサになります。これにより善玉菌の量が増え、有害物質が作られるのを抑え込むので、大腸内環境が改善されます。

大腸内環境の改善レシピ

冷製クリームパスタ
パスタを水で冷やす⇒ヨーグルト・味噌・カレー粉などでソースを作る⇒ドマト・キュウリなどを加えて混ぜる⇒ソースをかければ完成
※パスタやカレー粉に含まれるでんぷん、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌を一緒に冷やして食べることがポイント。

効果その3、生活習慣病の予防

レジスタントスターチを含むでんぷんは血糖値の上昇を抑えるので、脂肪をため込む働きをするインシュリンの出る量が少なくなります。インシュリンの増加が抑えられると体脂肪の増加も防ぐことができるのです。血糖値の上昇や体脂肪の増加を抑えることが、生活習慣病の予防となります。

生活習慣病の予防レシピ

冷製リゾットトマト風味
炊いたタイ米⇒トマトジュース・水を加えて煮込む⇒パプリカを加えてから塩などで味つけ⇒冷蔵庫で冷やせば完成
※でんぷんを多く含むタイ米を使うのがポイント。玄米もおすすめ。

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このページは、beamが2012年9月 6日 08:05に書いたブログ記事です。

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