2012年4月アーカイブ

「大往生への道」では、真の美しさとは、心と身体と肌がバランスよく美しくなることだと考えます。

そこを目指していけば、自然と健康にもなれるのではないでしょうか?

美しさというと姿かたちやバッチリ施されたメイクや最新のおしゃれなファッションに身を包むことだと思われがちです。

しかし、そのような見せかけの美しさよりもっと大切なことがあると考えております。

実際に素肌がきれいだとメイクのテクニックに関係なく、見た目年齢に圧倒的な差がつきます。ぜひとも常に素肌を意識していただきたいところです。
例えば、洗顔の際でもあまりチカラを入れすぎると肌に負担がかかり、トラブルの原因となってしまうので注意が必要だったり、自分の肌にあった基礎化粧品を使用することだったり。

実際に、ファンデーションなどぬらなくても、まったく問題ないほど美しい素肌を保っている大人の女性もいらっしゃいます。

さらに、もっと根本的なところに言及すれば、素直な心からこみ上げる笑顔の美しさに勝るものはありません。

ここまでくると、心の美しさが大変重要となってきますね。

ただ、心の美しさは、目では見えません。そこがむずかしいところでもあります。

美しさを追求する以前にストレスがたまっていては、胃腸に炎症を起こしたり、ニキビを始めとするさまざまな肌荒れの原因にもなってしまいます。

ストレスを無くし、心を美しくしていけば、いずれ肌や身体にも影響し、さらにはしぐさなどにも表れて、素敵な年齢を重ねられるのではないでしょうか?
実はこれが、三美一体の根本となります。

人それぞれストレスの発散法は違うと思いますが、家族や友人とゆっくり過ごす時間で癒されるというケースは多いようです。

気の合う仲間と何気ない雑談をしたり、一緒に食事をして楽しい時間を過ごすと自然と心も健康に美しくなってきます。つまり、人とのコミュニケーションだったり、趣味だったり、何でもいいので楽しいと感じる時間をなるべくたくさんつくることが大切になってくるわけですね。

また、音楽も心とは密接な関係があります。
最近では音楽療法といって、カウンセリングや認知症治療の現場などで音楽が使われる事が多くなってきています。
今の自分の心境にあった音楽をゆっくり聞くのも心を美しくする方法のひとつです。

「大往生への道」は心と身体と肌の美しさ、すなわち三美一体を目指し、あなたがますます美しく健康に暮らしていけるように願っております。

また、ちょっしたタブーにあえてふれてみると、どんな人でもいずれ死ぬのです。どうせ死ぬなら家族やまわりの人に迷惑をかけないように、美しく大往生したいものです。

少なくとも私はそう考えております。そして、このブログが、どこかでだれかのお役に立てばうれしいです。

ナチュラル・ハイジーンでは、次の項目を健康のための「7大要素」としています。

  1. 新鮮な空気
  2. 純粋な水
  3. 人間の体にふさわしい食事
  4. 充分な睡眠と休養
  5. 毎日の運動
  6. 日光にあたること
  7. ストレス・マネジメント

それでは、順にみていきましょう。

まず

「新鮮な空気」「純粋な水」は生きていくのに必要不可欠です。

「人間の体にふさわしい食事」というのは、いろいろな考えがあります。
先程述べたように朝食を果物にするとか組み合わせに気をつけるということもひとつですが、あなたの生活や考え方にあった食事をとることが大切です。

「充分な睡眠と休養」をしっかりととることも重要です。
まず、睡眠の一番の目的は脳を休めることなのです。いろいろと忙しい世の中ですが、本来なら8時間の睡眠が必要です。最低でも7時間と言われています。
ぜひ、意識して充分な睡眠をとるように心がけましょう。

「毎日の運動」も日常生活のなかで、不足しがちですが・・・
実は老廃物の排泄にも大きく関係しています。
老廃物はリンパによって流れて排泄されますが、リンパはとても流れにくいので、適度な運動により流れを良くする必要があるわけです。
上手に排泄することが、健康には欠かせない条件ということです。飛行機などに乗って、長時間ずっと動けない状態だとなんとなくむくんでくるのは、リンパの流れとも大いに関係しています。
まずは、ウォーキングでも始めてみてはどうでしょうか?

「日光にあたること」は、ビタミンD を体内で合成するために必要です。
ビタミンD はカルシウムの吸収を促進して、強い骨を形成します。ゆえに、適度に日光にあたることは重要なことなのです。
ですが、あたり過ぎはよくありません。シミなど肌荒れの原因になってしまいます。一日に30分程度で充分です。

「ストレス・マネジメント」も大切です。
病は気からということもよく言われますが、ストレスはいろいろな病気のもとです。あなた自身のオリジナルストレス発散法を確立しておくと良いと思います。
ストレスに関しては、この後の「三美一体で美しく健康に」でもふれていきたいと思います。

酵素は人間が生きていく上で必要な「消化⇒吸収⇒輸送⇒代謝⇒排泄」というあらゆる過程に関与しております。また、酵素はタンパク質をもとに構成されています。さらにいうとタンパク質はアミノ酸をもとに構成されています。
どんどん複雑な話しになってしまうので、とりあえずこのサイクルに酵素が関係していることだけ頭にいれておいて下さい。

消化⇒吸収⇒輸送⇒代謝⇒排泄

このサイクルの中で最も大変な作業は消化です。
最初に述べましたが、午前中の排泄の時間にガッツリと朝食をとってしまうと、体は消化にかなりのエネルギーをとられてしまいます。さらに、酵素も消化へまわってしまうので、肝心な排泄がおろそかになってしまうわけです。

そうなると、消化・吸収でどんどん栄養が入ってきても、排泄ができないために余分なものが体内に蓄積され、太ってしまったり、病気になったりしてしまいます。
そこで、果物の巣晴らしいところは、消化作業での負担をかけないで効率よく栄養を吸収できるところなのです。これが朝食に最適の食材とされる理由です。

しかも、果物にはさまざまな栄養が含まれております。

  1. 水分
  2. ファイトケミカル
  3. ビタミン
  4. 食物繊維
  5. タンパク質
  6. 脂肪

以上のような栄養が効率よく吸収できるわけです。これだけ取れれば充分ですね。

ここで、3番のファイトケミカルについて少し説明したいと思います。
ファイトとはギリシャ語で植物を意味します。ファイトケミカルはあまり馴染みがないと思いますが、ポリフェノールなら一度は聞いたこともあるのではないでしょうか?
赤ワインに含まれていて、心臓や血液の疾患予防に効果的とされるポリフェノールもファイトケミカルの一種なのです。
また、カテキンもその一種です。主に植物の色素や香りを構成する成分で、まだ知られていない成分もたくさんあるそうです。
そんなファイトケミカルも果物の栄養分の一種と言えます。果物の素晴らしさがだんだんと分かってきたところで、我々人間の食生活について考えてみましょう。

一般的に人間は雑食動物と思われがちですが、

実は、もともと果食動物(フルータリアン)なのです。

その証拠に我々人間にもっとも近いとされるチンパンジーやオラウータンの食事内容は次のような割合になっております。

果物・・・・・・50%
緑の野菜・・・・40%
根菜類・・・・・5%
動物・・・・・・3?4%

ちなみに、チンパンジーの遺伝子の配列は人間とわずか1.23%しか違いがありません。
現代社会ではなかなかむずかしいですが、上記のような割合が本来健康に生活するための自然な食事バランスなのだと思います。

ナチュラル・ハイジーン(Natural Hygiene)という健康法をご存知ですか?これは、1830年代にアメリカの医師たちによって打ち立てられた健康哲学の理論です。そのルーツは、ピタゴラスやヒポクラテスなど古代ギリシャの哲学者や医師の時代にさかのぼります。

なお、ハイジーンという単語は、「衛星、摂生、清潔、健康法」などと訳されていますが、ウェブスター英英辞典にはこうした意味より先に、「健康および健康維持のための科学。健康を保ち、病気を予防するための原則の理論」と記されています。

さて、前置きはこれくらいにして、具体的にどういうことか説明していきます。
まず、人間には次のような24時間周期の「体のリズム」があるというところから始まります。

正午?午後8時
摂取と消化の時間帯
(食べることと消化することにふさわしい時間)

午後8時?午前4時
吸収と利用の時間帯
(栄養が体に同化するのにふさわしい時間)

午前4時?正午
排泄の時間帯
(体内の老廃物と食物のカスの排泄にふさわしい時間)

上記のような体のリズムから「朝は排泄に専念して、食事を取らないほうがいい。つまり、消化の負担をかけないほうがいい」というのが、ナチュラル・ハイジーンの基本的な考え方です。
ですが、消化に負担をかけずに栄養を効率よく吸収できる食物があったのです。

それは、ずばり「果物」です。

ナチュラル・ハイジーンの真髄は、朝食を果物のみにすることです。
大人はこれで充分ですが、成長期の子どもは果物にプラスして木の実(アーモンドやクルミなど)、全穀類(お粥やシリアルなど)をとるようにします。これらは従来の朝食のように、排泄作業を妨げることなく、必要な栄養を与えてくれますので、子どもにもおすすめです。

ここまでで一度まとめるとベストの朝食は果物で、食べる時のポイントは以下のとおりです。

ポイント1
新鮮で熟したものをできるだけ単体で食べる

ポイント2
胃を空っぽにした状態で食べる

これだけも、かなりのダイエット効果が期待できると思います。
以前、細木数子さんの番組(もう終了しました)で、究極の朝ごはんとしてバナナとチョコレートのみということが紹介されていましたが、まさに、このナチュラル・ハイジーンの考え方なのです。
また、少し前に流行った朝バナナダイエットもナチュラル・ハイジーンです。それに、便乗してかキュウイフルーツダイエットや夜リンコダイエットなどもありましたが・・・。

ちなみに、食後のデザートでフルーツを食べたりしますが、実はあまりおすすめできません。
なぜなら、フルーツは消化に負担をかけないのに、先に食べたものがあると結局は負担となってしまうからです。理論的にいえば、食後より食前のほうが良いということになります。

さらにお昼と夕飯ですが、ここにも重要なポイントがあります。

ポイント1
ご飯やパン、そば、うどん、パスタ、イモなどの炭水化物を食べるときは、たっぷりの野菜と組み合わせて食べる!

ポイント2
肉や魚などの動物性タンパク質を食べるときも、たっぷりの野菜と組み合わせて食べる!

注意点は、炭水化物と動物性タンパク質を組み合わせて食べないことです。
なぜなら、炭水化物と動物性タンパク質を一緒に取ると多くの場合、完全に消化されないまま大腸に送られ、未消化の炭水化物は発酵し、タンパク質は腐敗してしまう可能性があるからです。

以上のようなことを少しでも意識して、生活に取り入れてみるといいかと思います。

「朝食が果物だけじゃお昼までもたない」という声が聞こえてきそうですが、果物といってもいろいろな種類があります。
毎朝、いろいろな果物を試してみるのも楽しいかもしれませんよ。
それに、量の制限はありませんので、お腹一杯になるまで食べてもOK です。

先日、知り合いの方から聞いたお話しです。

現在は、テレビやパソコンの画面を見ることも多く、原因不明の眼の病気もあるそうです。

ある方が、眼球の血管が腫れてしまい、見るものがゆがんでしまうという病気になってしまいました。医者から「薬で現状維持はできるが、治すことはできない」と言われてしまったそうです。

その方のすごいことは医者が治せないなら自分で治してしまおうと考えたことです。

眼の仕組みや眼に良いサプリなどを徹底的に調べました。

それで、ブルーベリーやなにやらと眼に良いとされるサプリメントを大量に購入したのです。そして、使用法に書かれている量を無視して、毎日大量にそれらのサプリメントを飲み続けました。薬ではないので、特に副作用があるわけでもありませんから。

常識的に考えると、飲みすぎも良くないと思ってしまうかもしれませんが、その方は自分の眼の病気を治そうとして常識を突き抜けたわけです。

その結果、視界のゆがみはうそのように治ったそうです。これには、担当医もびっくりです。治らない病気だと言い放ったわけですからね。

医者は私たちの病気を治してくれますが、所詮、人間なので万能ではありません。なので、もしも何かの病気になってしまったら、ある程度は自分でもその病気に関する知識を身につけたほうが良いと思います。

世の中に無駄なことはありません。病気にも何かの意味があるのでしょう。

自分の身に起こることをすべて受け入れ、今日も明るく元気に生きましょう!




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