まず、あなたがデジタル思考かアナログ思考か簡単に調べる方法をご紹介します。
なにも意識せずに、手を組んでみて下さい。ちょうどアーメンとやるような感じになると思います。
この状態で、右手の親指が上になっている方は、デジタル派です。
左手の親指が上になっている方は、アナログ派です。
試しに、反対の親指が上になるように組んでみて下さい。
違和感があるはずです。
腕組みをして、さらに細分化する方法もあるようですが、そこまでする必要はありませんので、この方法で充分だと思います。
これは、左脳派・右脳派と呼ばれていた分類と同じですが、最近の研究では左脳と右脳は、厳密に機能が分かれているわけではないということが明らかになってきました。
そこで、ここでは左脳派=デジタル派、右脳派=アナログ派という表現にしようと思います。
デジタル派とは
計算や言語、理論的な処理にすぐれている
アナログ派とは
イメージ・音楽・感情表現が豊かである
大まかにいうと、このように分類できます。
ビジネスに関していうと、もの売るというのは、アナログ派の人が得意とする分野です。人の気持ちがわからないと売れませんからね。
そして、管理能力にすぐれているのが、デジタル派の人ということになります。
マイナス面をあげると、デジタル派は、まず物を売ることが困難です。
アナログ派は、売り上げなどを管理することが困難になります。
別な言い方をすれば、デジタル派は男性的でアナログ派は女性的ともいえます。例えば、主婦の方で、家計の管理ができないような人は思いっきりアナログ派と考えられます。なので、外に出てなにか販売の仕事などしたらびっくりするほど売れるかもしれませんよ。
また、自分自身を成長させるためには、デジタル派の人は、感情表現を豊かにしなくてはいけないし、アナログ派の人は、理論的な考え方ができるようしないといけません。
そこで、デジタル派の人にお勧めな指の体操をご紹介します。イメージ力をつけたり、感情表現を豊かにするのに効果的です。
まず、両手の指先を合わせて、親指から順番にぐるぐるまわしていきます。小指までいったら、逆回しで親指までもどってきます。(それぞれ10回ずつ)
この時、手の中に地球があるようなイメージで、球をつくるということがポイントです。指が伸びないようにして下さい。
薬指あたりがキツイと思いますが、これが脳の体操になります。
ぜひ、ヒマな時に練習してみて下さい。
ちなみに、この練習をしていたら、超デジタル人間だった私にも人並みの感情表現ができるようになりました。現在は、手を組んだ時にどちらが上でも違和感がない状態です。さらに、年のせいかもしれませんが、最近やたらと涙もろくなりました(苦笑)
アナログ派の人は、学校で習った数学や国語を復習し、計算力や言語力を身につけて、理論的な考え方ができるようにしてみて下さいね。
よく、学校で勉強する意味を問われますが、私は、理論的思考ができるように脳を鍛えることをひとつの理由としています。
また、意識して、手の組み方を変えてみるのも効果てきです。
習慣を変えるということは大事なことですからね。
※ | Tweet |