高血圧の薬は、一度始めると一生飲まなければいけないって聞いたんですけど?」という質問が多いようですが、専門の医師によると、もちろん血圧が安定すれば「一生」飲む必要はないそうです。
ただし問題は高血圧が治るのか?ということなのです。
残念ながら特殊な場合以外では、服薬の継続が必要な人がほとんどのようです。
また、最近は自動血圧計がずいぶん普及してきました。つまり、自宅などで気軽に血圧を測定できるようになったわけです。
そうすると、自宅で計った血圧より、病院で計った血圧の方が高かったという経験はないでしょうか?
これは、リラックス時と緊張時やストレスを感じる時などで血圧が異なるためです。
診察室のなかでは、すくなからず緊張状態になります。また、運転中なども高くなると想像できます。
医師はこのような血圧の上下の変動や平均値などを考慮して、治療が必要かどうかを判断しているわけです。
高血圧から発生する可能性のある病気には心筋梗塞や脳梗塞などがあります。
たまに、血圧の数値に一喜一憂している方を見かけますが、あまり数字を気にしすぎるのもどうかと思います。それが逆にストレスとなってしまうこともありますから。
専門の医師に相談するのは当然ですが、病は気からともいいますし、あまり神経質にならず、明るく楽しく生活するのも高血圧対策のひとつかもしれません。
また、高血圧を薬で抑えられるなら、その役割は薬に任せて、日常生活を自由に謳歌してはいかがでしょう。
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