冬虫夏草で抗ガン作用?エルゴステロール・パーオキサイド?

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数年前のお盆休みに親戚から冬虫夏草の薬酒をいただきました。

調べてみると、冬虫夏草とはかなりすごいらしいです。簡単いうと昆虫や幼虫から生えたキノコのことです。本来は、コウモリガの幼虫(イモムシ)から生えた一種類のキノコのことを冬虫夏草と呼んだそうですが、現在は、昆虫や幼虫全般から生えたキノコの総称となっています。

その名のとおり、冬は虫でも夏になったら植物になったというわけですね。

ちなみに、私が頂いたのは、カメムシタケといって、カメムシから生えた冬虫夏草です。

冬虫夏草が知られるようになったのは、ガンに対する薬効成分です。しかし、高価でなかなか手に入らない物で、一般には浸透しませんでした。抗ガン作用に関しては、マウス実験による報告で、「エルゴステロール・パーオキサイド」というコレステロールによく似た形の物質が、ガン細胞を強烈に攻撃するという働きだということがわかりました。この物質以外にも冬虫夏草には、ガラクトマンナンなどの多糖類が含まれています。これは他のキノコの多糖類と同じように、免疫系を刺激して抗腫瘍活性をもたらすもので、これらの含有成分が相乗的に人間のガン細胞に働いて、強力な抗ガン作用をもたらすものと考えられています。

さらにいうと、高血圧・糖尿病・精力増強・疲労回復・心臓病などにも効果的であることがわかってきました。

日本でも冬虫夏草はとれますが、はやり、かなり貴重です。私の親戚は、自分で冬虫夏草を取ってきて、薬酒を作っていますが、一日中山に入ってたったの5個くらいしか見つけられないと言っていました。

ですが、冬虫夏草のおかげで体調もいいらしく、元気に仕事もできて山にも行けるそうです。ちなみに、その方は多趣味で、蘭も自分で育てたりしています。

国内で取れる冬虫夏草の写真が掲載されてるサイトがありますので、興味があればご覧ください。

⇒ 国内の冬虫夏草写真一覧

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このページは、beamが2012年7月12日 07:59に書いたブログ記事です。

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