家庭で血圧測定する時の5つのポイント

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「不思議なくらい売れている」とメーカーが話すのが家庭用血圧計です。国内市場の7割近くを占めるオムロンヘルスケアによると、自分の健康管理のために購入する人が増えており、半分は正常値の人だそうです。

腕を入れると上腕式と、腕に巻き付けるタイプ、手首で測る機種があります。健康管理を考える正常値の人は、手軽に測れる手首式を選ぶケースが多いようです。

使い方についてオムロンの担当者は「正確な測定には、手首を心臓の高さに合わせることが大切」と強調しています。測る際の手の高さによって血圧が変わり、手を高く上げていれば低く、下げれば高くなるためです。心臓の高さから10cm離れると血圧が平均で8程度変わるそうです。腕をだらんと下げて測れば、血圧が30ほど高くなるといわれます。

同社では、測定制度を高めることに特に力を入れており、測定姿勢をセンサーが検地する「手首高さガイド」や、腕の太さにかかわらず、腕帯を簡単に巻き付けられる「フィットカフ」などの機能を付加した製品を開発してきました。

近年注目されているのが、、家庭でしか発見できないとされる「早朝高血圧」です。家庭で測定する場合、最高血圧が135以上、最低血圧が85以上あることが高血圧の目安となっておりますが、これらの数値を朝に超えた場合を早朝高血圧と呼んでいます。

心筋梗塞や脳梗塞が早朝の時間帯に発生しやすいとのデータがあることから、起きてから1、2時間以内に測ることが推奨されています。目安となる値を超えた場合、自動的に注意を促す機能付きの機種もあります。

まだ一般的ではありませんが、血圧以外にも、血糖値や尿糖を測る機器が、一般向けに発売されています。毎日の健康管理のため、活用を検討したいところです。

家庭での血圧測定5つのポイント

  1. リラックスして測る
  2. 排尿、排便してから
  3. 座った姿勢で
  4. 毎日同じ時間帯で
  5. 20度前後の部屋で

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このページは、beamが2012年8月24日 09:30に書いたブログ記事です。

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