2012年11月アーカイブ

もともと血行が良くないせいか、二年前に手のかじかみがひどくなり、マウスやキーボードを使用する両手の指先が、冷えて冷えて仕方がありませんでした。

そこで、昨年、USBから電源をとるタイプのあった手袋を購入して利用してみました。

USBにつないぐと手のひらと甲のヒーターが温かくなるという優れものです。さらに、パソコンを利用しないときとは、ポケットで指先を覆うこともできます。

二年前は、仕事に支障がでるくらいひどかったのですが、去年はこれで乗り切れましたので、今年もそろころ引っ張り出してみました!

↓今年のモデルはヒーターもマジックテープで簡単に取り外しができるようになり、デザインもオシャレになっているので、指先の冷えにお悩みの方は、ぜひ、ご利用くださいませ↓

余談ですが、血液型でなりやすい病気があるのです。A・B・AB型の人は血液の病気になりやすい傾向があります。高血圧による脳梗塞や脳出血、狭心症や心筋梗塞などですね。一方、O型の人は消化器系の病気になりやすい傾向があります。胃炎や胃潰瘍、胃がんや大腸がんなどです。

なので、血液が弱いタイプの人はしっかりと冷え対策をしておくことをおすすめします。

さらに余談ですが、生物の進化というものを考えた時、環境に適応する種が生き残るといいますね。

確かにそうなのですが、実はその前段階が重要なのです。 それは、まず、自分の周りに快適な環境を作り出すということです。そして、その快適な環境に適応するということですね。

例えば、指先のかじかみがひどい人が何人かいるとします。ある人はUSB接続のあったか手袋で、自分の周りの環境を快適にしました。またある人は、なにもしないで寒い冬を過ごしました。すると前者よりも後者の方が血行が悪くなり、血圧が高くなってしまった、という可能性もあるわけです。

こうなると、前者より後者のほうが病気になる確率も高くなり、子孫を残す確率は低くなるといことです。

なんだか本編とずれてきましたが、皆様におかれましては、身のまわりに暖かい環境を作って、快適な冬をお過ごしくださいませ。

ぽっこりおなかをへこますには、内臓の入った腹腔(ふくくう)を脇からコルセットのように引き締める「腹横筋」の強化が効果的です。その方法として、ボディービルダーで、身体運動科学が専門の東大教授である石井直方さんが勧めるのが「ドローイン(Drow-in)」という動作です。

英語で「内側へ引く」という意味になります。きついズボンをはこうとして、腹をへこます動きと同じものです。呼吸は止めなくてもかまいません。「簡単な動きだが、これで『腹横筋』が緊張し、強化される」と石井さんは話しています。

最初は1回に30秒ぐらいを目安に、腹をへこました状態を保ちます。慣れてきたら、時間を延ばしたり、回数を増やしたりして、より強化を図ってください。

このドローインを続けると、一ヶ月程度でも腹囲減少が期待できます。

しかし、これで脂肪が減ったと思うのは間違いです。「効率的に脂肪を減らすなら、やはり有酸素運動だ」と石井さんは指摘してます。ウオーキングなどの有酸素運動は、持続的な運動で酸素を消費し、脂肪を燃やす効果があります。

そして、この有酸素運動にドローインを組み合わせると、さらなる効果が期待できるそうです。石井さんらが行った実験では、10分間の歩行で、ドローインしながらの歩行と通常歩行を30秒ずつ交互に繰り返すと、通常歩行だけの場合よりカロリー消費量が40%前後上昇しました。

おなかが気になる方は、ぜひ、このドローインとウオーキングを組合せて、やってみてください。内蔵脂肪は、皮下脂肪よりも3倍ほど減りやすい性質だそうなので、努力も現れやすく、やりがいもあると思います。

実は、この記事は旧大往生への道で、2009年9月に書いていたのですが、最近ではゲッタマンというあやしいおじさんがテレビで同じようなことを言っているではありませんか。

ゲッタマンのドローイン体操と共に参考にしていただければ幸いです。

陸上400mハードル競技で北京五輪代表となった為末大選手などのスポーツ選手が動きを取り入れたことで有名になったのが「ナンバ走り」です。古武術の「体をねじらない」という考え方を表しており、最近注目されています。

「ナンバ」は右手右足、左足左手を同時に出す足の運び方のことです。昔の日本人が普通に行っていた身のこなしとされています。

語源は、歩きにくい場所を表す「難場」や、「南蛮」渡来によるとする説がありますが、よくわかっておりません。明治以降にナンバの動きは日本人からなくなりましたが、手を大きく振って足踏みする歌舞伎の演技方法「六方(ろっぽう)」や相撲のすり足に、ナンバの動きが残っています。

桐明学園大学教授の矢野龍彦さんは、このナンバの動きを研究し、大学の授業で学生に指導しています。

ナンバが生まれた背景について、矢野さんは「着物で生活していたためではないか」と話します。同じ側の手と足を出す動きを繰り返した方が、現代の歩き方よりも胴体をねじる動作が少なく、着物が着崩れないということが考えられます。

「ナンバ歩き」「ナンバ走り」は体をねじらないため、体への無理が少なく、楽な歩き方なのです。

平らな場所では楽なのかどうかを意識できなくても、抜け道や階段で試してみるとわかりやすいと思いますが、手と足を同時に出していくのが、楽な階段の上り方です。右半身、左半身を交互に倒すようにして、足を階段に乗せていくイメージです。

山登りの途中にきつくなると、無意識のうちに、前に出す足のひざに手を置く人は多いはずです。また、後ろ歩きをすると手と足の動きが同じになると思います。これらもナンバで説明できます。

じつは、ナンバ歩きは、右脳の活性化にも効果的です。思考にいきづまったら、ぜひ、ナンバ歩きをお試しください。いいアイディアが浮かぶかもしれません。

ちなみにある研究組織では、ナンバから現代のような歩行になった理由を「軍隊登場のため」としています。手と足を逆に動かすと思考回路が低下し、命令どおりに行動させるのに都合が良かったということです。

卒業式で、手と足を一緒にだして笑われていた子がいましたが、緊張のため人間本来の行動が出てしまったのかもしれません。

同じ空気でも、暖めると湿度は下がります。エアコンが普及したため、オフィスでも自宅でも、のどは乾燥にさらされています。乾燥を防ぐために様々なグッズも活用したいところです。

「のどを潤わせることは風邪の予防に役立ち、風邪の症状を和らげるのにもよい」と製薬会社ののど関連商品の研究員が話しています。

のどの粘膜には繊毛があり、外気の汚れや細菌、ウイルスを外へ運び出します。粘膜が乾燥すると、繊毛は堅くなって動きが鈍り、病原菌に感染しやすくなるといわれています。

最も手軽な便利グッズは「のどあめ」です。唾液の分泌が増えて保湿に役立ち、唾液には抗体が含まれるので免疫力も向上します。医薬品のトローチなどは炎症を取る作用があるので、のどがイガイガするなどの症状がある時に使います。

こまめな水分補給も大切です。フルーツジュースやはちみつジュースなど、粘りけのある甘い飲み物は、のどに栄養を与え、水分を保ちやすいのです。

暖房した部屋には、加湿器があるとよいでしょう。ただし、雑菌が繁殖しないよう、タンクの洗浄などで清潔に保つようにしてください。

注意したいのは睡眠時です。唾液などの分泌が減り、うっかり口を開けて寝ていると、さらに水分を奪われます。

簡単な対策は、マスクをつけて寝ることです。吐く息の水分で、吸う空気の湿度が保たれるのです。製薬会社の実験では、外気の気温が約40%の時、マスクをつけて3分後には内側の湿度が80%に上がりました。

もちろん昼間にマスクをつけるのもおすすめです。保湿効果の高い使い捨ての「ぬれマスク」などもあり、とくに飛行機など乾燥の激しい空間で重宝します。

この季節は、肌だけでなく、のどの保湿ケアも重要です。




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